すみれが丘小 「夢の噴水」が復活 修理が完了し、除幕式
すみれが丘小学校(栗原信一校長)で3月6日、校内にある噴水の修理が完了し、披露目の除幕式が執り行われた。
同校を象徴する「すみれ」をかたどった噴水は、老朽化でポンプなどが故障し、水が出ない状態だった。同校が今年9月に創立50周年を迎えるにあたり、記念事業の一環として、噴水の整備が企画された。
修理は元PTA会長でリフォーム業を営む有限会社プロシーズ=緑区=代表の菅地孝樹さんが修繕を行い、6年1組の児童らがすみれの花の色塗りや噴水前に取り付ける看板の製作を行った。
除幕式には、6年1組の児童や栗原校長、菅地さん、現PTA会長の齋田龍さんらが参列したほか、除幕の瞬間を一目見ようと地域住民も駆け付けた。幕が下り、噴水が現れ、すみれの花から水が噴き上げると児童らは「出た」と喜びの声を上げた。
栗原校長は「校歌には『ふきあげよう夢の噴水』という歌詞が入っており、噴水はすみれが丘小のシンボル。生まれ変わった噴水が、学校に来る人たちの心を温めてくれると思う」と目尻を下げた。