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阪田知樹がピアノ・リサイタルを開催 ウェーバーの秘曲など全曲&コメントが解禁

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『阪田知樹 ピアノ・リサイタル』

2026年1月27日(火)ミューザ川崎 シンフォニーホールにて、『阪田知樹 ピアノ・リサイタル』が開催される。この度、公演の曲目が決定。また、コメントが公開された。

日本を代表する実力派ピアニスト・阪田知樹がピアノ・リサイタルを開催する。本公演では、リストも愛奏したウェーバーの秘曲を中心におくる。

阪田知樹 コメント

~ウェーバー没後200年&生誕240年記念~
「ウェーバーを讃えて」

オペラの大家として知られるグルックの歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》の有名なバレエ音楽《精霊の踊り》で幕を開ける。リストの弟子:スガンバーティによるピアノ独奏編曲版は、ラフマニノフなど古今東西の名ピアニスト達が取り上げた佳品。
続いては、ウェーバーの親戚にあたるモーツァルトがグルックによる歌劇のアリアをもとにした変奏曲。モーツァルトの即興演奏を聴き手に想像させるような、やや奇抜な和声進行や遊び心に溢れた楽曲。
モーツァルトによるドイツ語歌劇の伝統を受け継いだウェーバーは、歌劇《魔弾の射手》によってワーグナーらに繋がっていくドイツ・ロマン派歌劇の新たな世界を開いた。当代随一のピアニストとしてヨーロッパで名を馳せたウェーバーは、自身の大きな手を活かした美しくも華やかな楽曲を作曲した。彼の代表作の一つであるピアノソナタ第2番は、優美でありながら、極めて交響的な音楽となっており、演奏には高度な技巧を要する。
歌劇《魔弾の射手》を高く評価していた歌曲王シューベルトもまた、ウェーバーと交流があった。シューベルトは、自身の歌劇を上演してもらうべく楽譜をウェーバーに送っている。好意的な返事を受け取ったものの上演には至らなかった。
ウェーバーの《コンチェルトシュテュック》は、メンデルスゾーンやリストをはじめとする多くのピアニストがレパートリーにしていたピアノ小協奏曲。今回はそれをリストによるピアノ独奏版でお届けする。リストはウェーバーの作品を高く評価し、その作品を演奏会で頻繁に取り上げていた。

2026年に没後200年、生誕240年を迎えるドイツの作曲家:カール・マリア・フォン・ウェーバー。ウェーバーと彼にまつわる作曲家を合わせてお聴きいただことで、その魅力を伝えることができればと願う。

阪田知樹

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