藤野商工会青年部 「新たな出発点に」 50周年記念式典
今年で創立50周年を迎える藤野商工会青年部が2月19日、藤野芸術の家クリエーションホール(牧野)で記念式典を開催し、市内外の青年部関係者ら約100人がお祝いに駆け付けた。
藤野商工会青年部は、藤野商工会の下部組織として、商工業に従事する青年の情熱と実行力を結集、地域商工業の総合的な発展を図り、地域振興事業に取り組むことを目的として、1975年3月29日に設立された。現在は22人が在籍し、藤野ふる里まつりの主管、広報「山ふじ」の発行、津久井やまびこ祭りや、つくい湖湖上祭をはじめとした地域イベントへの積極的な参加など幅広い活動を行っている。
式典であいさつに立った山崎和樹部長はまず、青年部を支える先輩や関係者らに感謝の言葉を述べ、「住所から消えてしまった『藤野』の名を人々の心に残すべく事業を発信していく。50周年を新たな出発点としたい」と展望を語った。
親会の小山秀文会長は「本当に大切なのは今であり、これから。これからも頑張ってください」と激励。来賓として訪れた本村賢太郎市長は「来て良し、住んで良しの藤野。これからも皆さんと一致結束して藤野の素晴らしい魅力を後世につなげるようしっかり発信していきたい」と話した。
式典後には祝賀会が行われ、藤野産のドリンクや名物料理が振る舞われるなど、会場は和やかな雰囲気に包まれていた。
7月に記念事業
また、50周年記念特別委員会の山崎勇貴委員長は記念事業として、放置竹林の問題に取り組むことを明言。竹を活用した製品の開発を通じて持続可能な資源利用のモデルケースを構築し、竹灯りなどを用いた「七夕まつり」を7月に開催する予定だという。