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地域を探究、心の灯消さず 八杉神社郷土史研究会

タウンニュース

研究をまとめた冊子を手にする小谷田さん(左)と村上さん

地域の神社などを研究している八杉神社郷土史研究会(港北区)。同神社奉賛会総代の小谷田作夫さん(78)が会長を務め、(公財)大倉精神文化研究所の客員研究員である村上芳信さん(82)らで構成されている。

同会の発足は約3年前。以前から同神社の研究を行っていた村上さんの情熱に小谷田さんが感化されて立ち上がったという。200年にわたる同神社の歴史について、通史『流域地域学研究』をこれまでに2冊発行しており、現在3冊目を執筆している。「徹底して調べないと見えてこない」と話す村上さん。2冊目までは文献や石碑・棟札など「文字史料」を中心とした調査だったが、3冊目は同神社の歴史を知る人物から聞き取り調査なども実施し、その成果をまとめる。

村上さんは、6〜7年前に前立腺がんにより歩行困難になり余命3年の宣告を受けたことがある。現在は状態が良くなり、「調査することが楽しくてしょうがない」と数々の資料に視線を向ける。「顕彰碑や慰霊碑など、地域を研究すると素晴らしいものも悲しいものも見えてくる。長生きしてもっと研究したい」

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