ぷりぷりの焼き鳥が買えるのは「駄菓子屋」!10本800円の名物に大人も夢中【北海道・滝川市】
北海道滝川市に今、SNSで話題になっている駄菓子店があります。子どもだけではなく大人も夢中にさせる理由がありました。
店内に懐かしい駄菓子がずらりと並ぶのは、JR滝川駅近くにある駄菓子店「メルヘン」です。
昔も今も、子どもたちにとっては「夢の国」ですがこの店、駄菓子店では珍しいと今、SNSなどで注目を集めています。
なんと、「焼き鳥」です。
この店を川原正子さん76歳が始めたのは今から25年前。
しかし「駄菓子店だけでは採算が合わない」と20年前、新たに始めたのが焼き鳥でした。
「焼き」を担当するのは夫の直幸さん78歳。
毎朝、2人で300本ほどの「串打ち」を済ませます。
鶏肉はぷりぷり、玉ねぎはシャキシャキ!とっても美味しい焼き鳥は10本でなんと800円。
「あくまで本業は駄菓子店」との心意気で、価格はずっと据え置きです。
年末には、まとめて50本注文する人もいるという「メルヘン」の焼き鳥。
取材した日も、すでに沢山の予約が入っていて、30本買っていく地元の常連さんもいましたよ。## SNSで一気に拡散!
焼き鳥が注目を集めるようになったのは実はつい最近のこと。
SNSなどでインフルエンサーが取り上げたのがきっかけでした。
遠くは札幌市からも客が訪れるようになり、400本以上売り上げた日もあったといいます。
メルヘンの店主・川原正子さん(76)は「焼き鳥人気がすごくて、おじいさんおばあさんでは手に負えない」とうれしい悲鳴です。
この日も、札幌市からやってきたというツーリング客がきましたが用意した200本は、すでに予約でいっぱい。
少しでも多くの人に喜んでもらえるならときょうも二人三脚でお客さんを迎えます。
「もう76歳だから、元気なうちだけね。具合悪くなったらもう閉めちゃう」
「メルヘン」には子どもはもちろん、大人も夢中にさせる「おとぎばなし」があります。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年9月20日)の情報に基づきます。