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元気になったら来てください・・・に傷ついた 梅宮アンナさんの想い 両側乳がんになりました

SODANE

元気になったら来てください・・・に傷ついた 梅宮アンナさんの想い 両側乳がんになりました

元気になったら来てください・・・に傷ついた

がんと言われても動揺しない社会を目指し、関係人口を増やしてがんにまつわる社会課題を解決していく、という取り組みをされている CancerXさん。

https://cancerx.jp/

ワールドキャンサーウイークのイベントの中で行われた 乳がんと向き合っている 梅宮アンナさんのお話の続きです。

https://sodane.hokkaido.jp/column/202501261943005060.html

お休みすることを考えた?という質問にアンナさんは即答。

『休みたくなかった。』

さらに、病からちょっとでも離れるには人に会って仕事をするのが理想と話してくれた。

アンナさんはいう。

『ゆっくり休んで、治療してください。焦らず、って、言ってくれて、書いてもくれるけれども、ちょっと待って、と。』

映画などを見て、家にこもるタイプではあるそうですが、これまでと変わらない生活ができたらいいな、と思っています。

『おかげさまで公表して、がんにまつわるところからお話が来て、忙しくて、インタビューや記事になることが多いんです。

伝えたいことだし、世界の裏まで届いてほしいし、仕事はやった方がいいのではないかと思っています。』

動かないなら、休むこともいいことだけれども、カラダが動かせるのに動かさないのは、なまってしまうのでは、と。

一方でこれまでの仕事からは距離を置くことになってしまったと告白します。

『お料理番組の仕事、ビューティーなお仕事は元気なったらいらしてください、と言われて、傷ついたんです。

がんだから、とカテゴリーわけされて、傷ついたんです。そういう社会になってはいけない。』

『芸能人ががんになりました。お休みします、復帰します、で終わってしまう。

どうやって治していくのかをほとんどの人が言ってくれていなくて正直、わからなかったのです。

この先、生きていないかもしれない。覚悟をもってやってます、日々。』

できないことをどうやってできるようにするか。

アンナさんは中学生のときにアイスホッケーをやっていたそうです。最近、滑ってみたそうなのですが、力が入らない。スケートをやったことがある方はわかるかもしれませんがは力をいれて止まるのです。

『できないんだ、と靴ひもも縛れなかったので、若者にやってもらった・・。やって、って。』

結んで、って人にお願いできるところも素晴らしいのですが、やはり、足が抗がん剤などの副作用でむくんでいたので、向いてなかった、と話します。


やはり、やれないことがあることで落ち込んだり、気持ちのアップダウンで忙しいのは、患者さんあるある。アンナさんも例外ではありません。

一方でできることを探しているといいます。

『ピラティスが一番カラダにやさしいのでは?と。手術の人がどうなのか、学んでいるところ。選択肢が見えるといいなと。』

キャンセルの電話の先が喜んだ声だった

患者さんの中でやはりエステなどは断られることが多く、私も何度も経験があります。ゆったりしたいのに・・・でもどうしようもない。同じようなことがアンナさんにもあったそうです。

予約サイトに、術後の方はご遠慮願います、と書いてあることが多い、です。アンナさんもそれに気づいて、キャンセルの連絡をしたそうなんですが、その電話の先はキャンセルに喜んだ声だったというのです。

『断られて、ショック受けて、傷ついたんだけど、もう慣れてくるとわかっているところを探すんです。』

一方で、もっと勉強して、術後はむくみなもあるので、ケアへの受け入れ態勢もしてほしいなとも話します。

『病院の先生の許可証をもらってきてほしいと言われて、リンパマッサージをしてもらった。この場合は連携がうまくいって。

私の主治医の先生は考え方が柔軟な先生、自分がアレ?っと思ったらやめて、と。』

まったくの別世界に送り込まれた気がする

『一から始めている気がする。食べ物も違う味に感じる。地球とは、違う星にいた気がして。100人いたら、100人違うのではないでしょうか。』

ただ、ここでも前向きな話をするアンナさん。

がんになったので、自分ができることを考え、残さなければいけないこと、をちゃんと考えるように心がけているそうです。

ただ、変わったのは価値観、だとか。

『やさしい人じゃないと向き合えなくなった』

アンナさん『7月31日から抗がん剤始まって・・・6月に入って、マネージャーさんの方向性と自分の方向性が違うと話をして。

どうも合わない。昭和的な守り、隠す、感じだったのです。私は言うよと。』

隠す、ということがしたくない、と思われたそうです。

『(これまでも)私生活を明かしてきたわけだから、ことあるごとに何かをいうスタンス。』

いまのマネージャーさんは中学の同級生だそうです。

病院でお友達が見かけた、ということで連絡が入り、そのとき、がんかもしれなくて、と話したそうです。

がんと診断されたあと、一番不安なとき、一番大事なときにいてくれたのが今のマネージャーさん。

『ことを進めていくには、企業の秘書経験があって素晴らしく、冷静さを持っている』そうです。


病気になったときから、いい意味でその場で即決するようになったというアンナさん。

家族とのコミュニケーションは??

『私がオープンなので、母も娘もわかってもらえる。23歳、81歳。私が52歳。違う世代、3人で生活している。みんな違う。でもみんな心配、やさしく、気を使ってくれています。』

アンナさんには理想があり、がんについて、家族で知り、家族で立ち向かっていくことを理想としています。

これまで、うがいとか手洗いとかしているのを見たことない!と娘さんに言われたとか。

驚かれるくらい、日々の生活が変わったそうです。

やはり、感染症などで1週間抗がん剤が遅れると、すべて1週間遅れます。

(このときから)残り5回の抗がん剤をクリアできることを願っています。

アドバイザーの仕事がしたいなと。

やはり、ご自身だけでなく、ご友人も乳がんになってしまったと泣いている方も多いといいます。

下着に携わる仕事や、ウイッグ、リーズナブルに、リアルなものの届けるような仕事など病気に関するお仕事をしたいと話します。

全国、いろいろ回って話をしたい、とアンナさんは力を込めました。

『いつだれがなってもおかしくないがん、なってしまったものが意味があると思えたらいいなと。

誰かの力になっていけたらなと思う。』

アンナさんに力をもらえる方は多いのではないでしょうか。

今、高額医療費の自己負担額が議論されていますが、明日は我が身と感じ、がんやそのがんになったあとの生活などにも思いを寄せてくださる方が増えることを望んでいます。

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