再現度が高すぎる……! 本当にニケたちが“居る”と話題になった『NIKKE THE STAGE』が7月3日から再演──その稽古の様子を取材してきました!
セクシーな後ろ姿で何かと話題の“背中で語るガンゲーム”『NIKKE』。同作を舞台化した、『NIKKE THE STAGE』(以下、ニケステ)が2024年に上演され、キャラクター再現度の高さやゲームさながらのセクシーなバックショットで大好評となりました。
そんな「ニケステ」が2025年に復活。7月3日(木)から7月6日(日)まで品川のClub eXで再演されます。
アニメイトタイムズでは舞台の上演を間近に控えたタイミングで、特別に稽古場の様子を取材させていただきました。上演が近く、初見で楽しみたい方向けにネタバレは控えめにレポートしていきますので、本番をお楽しみに!
出演者(敬称略)
マリアン:真島なおみ(一人二役)
アニス:青山ひかる
ラピ:御寺ゆき
ネオン:篠崎こころ
ユニ:伊織いお
ミハラ:赤井沙希
ルドミラ:小日向ななせ
アリス:北澤早紀
スノーホワイト:小鳥遊あみ(AVAM)
シフティー:遥りさ
シュエン:黒木美佑
モダニア:真島なおみ(一人二役)
指揮官:中野郁海
【写真】舞台『NIKKE』再演を控えた「ニケステ」稽古場レポート
迫力あるバトルシーンの連続にキャストたちの気合は十分!
取材当時に行われていたのは、キャスト全員揃っての通し稽古。通しの名前どおり、最初から最後まで中断することなく一気に全パートをリハーサルしていく稽古となります。
衣装こそ練習着なものの、各ニケの銃や敵であるラプチャーの装備などは用いるため本番さながらの迫力です。
ニケステはどの席からでも魅力のひとつであるバックショットが見られるよう、初公演ではステージの周囲を観客が囲む円形のステージで行われました。場所は変われど再演でも近しい構成になるようで、中央に大きくせり出すUの字のようなステージ形式で練習が行われていました。
ちなみにスタッフの方によると、初公演の時と少しだけ違いがあり、ステージの高さが30センチほど下がっているそう。より目線の高さに近い位置でダイナミックなステージ(とバックショット)が楽しめるようになるとのことなので、初公演を見た人もお楽しみに。
物語は指揮官とカウンターズのメンバー(マリアン、アニス、ラピ、ネオン)を中心に展開。原作ゲームをプレイしている人向けにざっくり説明すると、チャプター0からしっかりと描かれていきます。
クスッと笑ってしまうようなギャグシーンや、思わず涙ぐんでしまう展開などもありつつも、やはり一番の見どころはバトルシーンでしょう。稽古の際にも、ものすごい迫力の殺陣が展開されていました。
この迫力に加えて、本番では完璧な衣装も加わるとすると……本当にそこに「ニケたちが居る……!」となることでしょう。
また、ステージ全体を大きく使っているのも特徴的。本番ではお客さんがいるであろう目の前で激しいバトルを繰り広げることも。入れ替わり立ち替わり演者さんたちが移動してくるので、どのポジションからでも息つく間もないバトルが楽しめそうです。
ちなみに完全に余談ですが、指揮官がひどい目にあいがちで、とても痛そうな悲鳴をあげまくっていたのが筆者の記憶にこびりついています(兵士であるニケたちより頻繁にダメージを負っていたかも……?)。本当に迫真すぎて、「痛そう……可哀想……」となったことだけお伝えしておきます。
通し稽古は2時間半ほどでトラブルなく終了。再演ということもありますが、キャストたちの練度が高く、今から本番が楽しみになる出来栄えでした。
『NIKKE THE STAGE』は7月3日(木)から7月6日(日)まで品川のClub eXで上演予定。今ならまだチケットの一般発売もギリギリ間に合うタイミング、アニメイトチケットでもチケットを発売中ですので、ぜひみなさんもリアルに再現されたニケたちに会いにいきましょう!
▼ネタバレ全開でOKな方向け、前回公演の模様はこちら
【取材・文・写真:二城利月】