「芽の輪くぐり」で無病息災を願う♪『夏越の大祓』を前に生田神社にお参りしてきました 神戸市
梅雨明け直前、じゅわっと汗が噴き出る6月の終わり…神戸っ子のパワースポットとしてお馴染みの『生田神社』(神戸市中央区)で今年も「芽の輪くぐり」が設置されていると聞きつけた筆者。この夏は健康に清らかに過ごしたい!と思い、意気込んで行ってきました。
一年の前半を無事に過ごせたことに感謝し、後半も元気に過ごせるように願いを込めて、茅の輪(ちのわ)をくぐる——そんな日本の古くからの行事、「夏越の祓(なごしのはらえ)」が7月15日に開催される生田神社。
夏越の祓に先駆け、6月末より事前に「芽の輪くぐり」も済ませることができるそう。
何を隠そう、実は今回がはじめての芽の輪くぐり。この半年間の感謝とともに、神社の雰囲気を味わいながら背筋が伸びるような気持ちでくぐってきました。
「芽の輪くぐり」は、神社に設けられた大きな茅(ちがや)の輪をくぐることで、半年間の穢れ(けがれ)を祓い、残りの半年も健康で過ごせるよう祈る神事。
お先に手水舎で手口を清めていざ境内へ。色とりどりの花々が心を涼やかに、穏やかにしてくれます♪
鳥居をくぐってまっすぐ進むと、拝殿の前に立派な茅の輪が。青々とした茅が編まれた輪は、見るだけで心が洗われるような、そんな存在感がありました。
くぐり方にはちょっとした作法があって、①左へ ②右へ ③もう一度左へ…と“8の字”を描くようにくぐるのだとか。作法を知らない筆者でしたが、茅の輪横の案内ではしっかりとくぐり方を解説してくれているので初心者の筆者も安心!
軽く会釈をして深呼吸してから、ゆっくりと輪をくぐっていきます。くぐるごとに体の奥に溜まっていた「何か」がすーっと抜けていくような不思議な感覚!参拝後には、まるで心に風が通ったように、気持ちがふわっと軽くなっていました♪
「芽の輪くぐり」の後はしっかりと参拝。拝殿前には夏越の大祓いとして『人形代』が設置されており、人形に厄を移し健康・家内安全を祈願できます。
人形で体を撫でたり息を吹きかけたりすることで厄をしっかり移し、7月15日の祭典に併せて一緒にお祓いしてもらえるんだそうですよ。
参拝後は、生田神社ならではの御朱印やお守りもぜひチェックを。今人気なのは神戸の子ども服ブランド「ファミリア」の祈願絵馬『はぐくま』。
筆者も家族やこどもの無病息災・健康を願って、絵馬を書いてきました♪
初体験の「芽の輪くぐり」。「神事」と聞くとちょっと堅苦しく思えるかもしれませんが、気軽に参加できました。半年分の穢れを祓って、心も身体もリセット完了!ここからの半年も、また元気に過ごせそうです。
7月15日の「夏越の祓」は17時より開催予定です(芽の輪は途中作り変えを行うため、茅の輪がない日もあるそうです)。
開催期間
~2025年7月15日(火)
場所
生田神社
(神戸市中央区下山手通1丁目2-1)