課題解決は大局的視点で 花田 慎さん(63)(日本維新の会3期)
――2023年4月の統一地方選で当選し、通算3期目を迎えました。市議会議員を目指したきっかけは。
「サラリーマンで政治とは縁がなかったが、知人の地方議員から話を聞くうちに、まちになくてはならない存在だと感じるようになった。2期務めた後、19年の選挙で落選した際は引退するつもりだったが、地域から推す声もあり改めて立候補を決めた」
――茅ヶ崎の課題と対策は。
「大規模地震時に同時多発的に火災が発生する『延焼クラスター』もその一つ。対策には時間がかかるが、止めるわけにはいかない。地域の課題解決は大局的な視点で進めていくことが大切だ」
――今後、力を入れたい取り組みは。
「議会自体の機能充実が必要と感じている。いま新人議員を対象に、予算書や決算書の読み方に関する会派を超えた勉強会を実施している。今後も総合計画などテーマを広げて開催していきたい。また地域の課題を吸い上げ解決に導く方法など、自分自身の経験も積極的に伝えていけたら」
――リラックス法は。
「若いころはレースに出ていたほど自動車に乗ることが好き。自分が思い描いた通りに制御できて、それが結果としてついてくるとうれしい。仕事にも通じる感覚かもしれないですね」