清水エスパルスサポーターのタレント中川絵美里さん、高校時代は日本平でチケットもぎり「小野選手や岡崎選手を見たくて」
SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、静岡市清水区出身で清水エスパルスをこよなく愛するタレントの中川絵美里さんをお招きしました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん(2024年9月24日放送)。
鬼頭:中川さんは9月28日(土)国立競技場で行われる清水エスパルスvs横浜FC戦前に、現地で開催されるFooTALK!コラボ「エスパルス愛トークショー」にゲスト出演されます。
ヒデ:私(本名・中川秀樹)も名字が中川です。中川ファミリーですね。今はどちらに⁉
中川:東京からリモートで入らさせていただいてます。
鬼頭:かわいい。Zoom越しに手を振ってくる人初めて見たもん。好きになっちゃうよ!
ヒデ:絵美里ちゃんにスタジオに来ていただいて、鬼頭さんはオンラインでいいのに。
鬼頭:おい(笑)
生粋の清水っ子
鬼頭:中川絵美里さんは、静岡市清水区三保の出身ということです。生粋の清水っ子。
中川:クラブハウスが学区内にありました。
ヒデ:すごいことよね。
鬼頭:中川さんは常葉大橘高校音楽科を卒業後、読売巨人軍公式マスコットガール「ヴィーナス」の一員として3年間活動されました。その後、スポーツの現場経験を生かして様々な番組でキャスターを担当。現在は、TOKYO FMでラジオのパーソナリティとしても活躍されています。
国立決戦を予想
鬼頭:今度我々がご一緒する場所が国立競技場です。今回、絵美里ちゃんと「エスパルス愛トークショー」をやらせてもらうんですよ~。
ヒデ:生でエスパルスの試合を観るのは久しぶりですか?
中川:今シーズンのホーム開幕戦にゲストで呼んでいただいた時に、アイスタで逆転勝ちを観ました。
ヒデ:勝利の女神だ。
中川:いやいや、そんなことないです。なかなか現地で観るのはタイミング的に難しくて、久々になります。ただ、去年国立開催の試合はプライベートで観に行きました。そこにゲストとしてお邪魔できるのは本当に光栄ですね。
ヒデ:首位決戦ですけど、どういった試合を期待してますか?
中川:直近4試合、たくさんの選手が得点をしています。どこからでも、誰が出ても、点が取れる一番いい状態で国立を迎えるので、いい試合が期待できるんじゃないかなと思っています。前節の藤枝MYFC戦と同じ、3対2ぐらいのスコアで勝ちたいなと思います。
物心ついた時にはエスパが日常に
ヒデ:物心ついたときには、エスパルスは生活の一部だったわけでしょ?
中川:はい。三保街道とか走ってると、至るところにエスパルスのフラッグが飾ってあって、気づいたときにはもう目に入ってる状態でした。
ヒデ:そうだろうね。
中川:小学校の友達の家は、ユースの練習場の真裏にありました。「ちょっと練習のぞいてこ」みたいな感じで見に行ったり。エスパルスが日常に溶け込んでる感じでしたね。高校時代は3年間、日本平でチケットもぎりのアルバイトをしていました。
鬼頭:アイスタにいたんですね!
中川:アイスタでオレンジのシャカシャカを着て、チケットをもぎってたんですよ。
ヒデ:みんな「あのもぎりさんかわいいな~」って絶対思ったはずだよね。そのときの思い出はありますか?
中川:2010年~12年までアルバイトをしていました。どうしても近くで小野伸二選手や岡崎慎司選手を見たくて、休憩時間に裏の動線をウロウロしてました。
ヒデ:それは特権ですよ。
芸能界入りのきっかけは?
ヒデ:小さい時から仕事でエスパルスと関わることを夢に描いてたんですか?
中川:まさかこういう伝える立場になるとは、夢にも思ってなかったですね。
ヒデ:芸能界にはどういうきっかけで?
中川:読売ジャイアンツのチアをやっていた時に、「スポーツの現場でキャスターをやりたいな」と目覚めまして。そこから自分でセント・フォースという事務所に応募しました。
高校3年間はチアをやっていて、高校サッカーと高校野球のどちらも全国の舞台を経験させていただきました。読売ジャイアンツのチアに入ったのは、もっと大きい場所でチアを本格的にやってみたいと思ったことがきっかけでした。
ヒデ:いろいろありつつ、最終的には三保で育った絵美里ちゃんが国立でエスパルスのお仕事をする。決まってたルートかもしれませんよ。
鬼頭:運命なのかな~。
中川:本当に運が良かったです。
好きな選手は?
鬼頭:往年の選手と今の選手を全部ひっくるめて、どの選手がお好きですか?
中川:岡崎選手が好きです。地道に努力されて清水から世界に羽ばたいていってくれたという誇りがあって、見るたびに元気がもらえます。フリーキックが強烈なエディ・ボスナー選手も好きです。当時アルバイトしてた時に、たまたまアイスタの周辺を歩いていたボスナー選手とすれ違った時、日本人のようにペコペコ細かくお辞儀をしていたのを覚えています。
地元トークで盛り上がろう!
ヒデ:昨年国立で敗れた東京ヴェルディ戦もご覧になったと?
中川:終わった後しばらく立ち上がれなかったです。あの空気感は今でも鮮明に覚えてます。今年は「あの悔しさがあったから最後に笑える」っていうシーズンにしたいなと思っています。
ヒデ:「エスパルス愛トークショー」では、その話もしてくださいね。ワッキーなんて一発ギャグだけやらせて、あとは喋らせません!
鬼頭:芝を刈らせてあげてください(笑)
ヒデ:芝刈らせて終わりですよ(笑)
鬼頭:トークショー、盛り上がること間違いないと思いますよ。他のメンバーもすごいんです。お笑いのヤーレンズさんもいるし、「爆上戦隊ブンブンジャー」の静岡市清水区出身の相馬理さんとエスパルスアカデミー組織出身の宮澤佑さんもいます。
ヒデ:そう考えると「俺とワッキーいるかな?」って思っちゃうんすよ。みなさんが地元トークを盛り上げてくれたら、サポーターの人は喜ぶよ〜。「あそこの駄菓子屋行ってたわ」とか、国立でそんな話を聞きたいです。
空気が読める(笑)
中川:いつもアイスタからの中継を見ています。鬼頭さんのヒーローインタビューは個々の選手に合わせて、その選手のキャラを引き出しているじゃないですか。もう本当に憧れです。
鬼頭:ほんとにやめて…(笑)
ヒデ:ほんとにいい子。
鬼頭:空気が読める(笑)
ヒデ:絵美里ちゃん、番組一緒にやろうよ~。
鬼頭:やめなさい(笑)
ヒデ:最初にサッカーの仕事をするのは難しかったですか?
中川:やっぱり清水で育ってよかったと感じます。一般のサッカーを知らないキャスターの子よりはベースがあったと思いますし、いろんなレジェンドの方とご一緒してますけど、清水の三保出身っていうと大歓迎してもらえます。
ヒデ:プライベートのスタジアムでのサッカー観戦は、ベテランのおっさんが観るように腕を組んで帽子をかぶって、じっーっと見てる方ですか?
中川:いやいや(笑)。アイスタでサンバの応援が染みついてるので、ノリノリですよ。
住吉選手のお母様も魅力的
鬼頭:今の清水だと、どの選手が気になってますか?
中川:まだお話したことはないんですが、住吉ジェラニレショーン選手が気になっています。去年12月に番組スタッフさんと打ち上げで行ったお店が、たまたま住吉選手のお母様のお好み焼き屋さんでした。その時はまだ移籍が決まってなかったんですけど、本当にポジティブで素敵な方で、お母様のファンにもなりました。
ヒデ:なるほど。
中川:今シーズンに移籍して頼もしい活躍をしてくださってるので、まだまだ注目していきたいなと思ってます。
ヒデ:今後の夢や目標は。
中川:今後も地元静岡を盛り上げていけるお仕事をたくさんできればと思います。個人的な目標ですけど、前回大会に引き続き2026年のサッカーのワールドカップにもキャスターとして携われるように頑張っていきたいなと思っています。
ヒデ:最後に、静岡のサッカーファンにメッセージを。
中川:静岡で生まれ育ったから、今のサッカーが大好きな自分ができていると思います。皆さんとこれからも静岡のサッカーを盛り上げていきたいですし、何より28日の試合は一緒に楽しんで、勝って帰りたいと思います!