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焼くだけ揚げ出し豆腐!プロ直伝ふんわり食感&めんつゆ簡単タレ

VEGEDAY

揚げるのが面倒で揚げ出し豆腐を作ったことがない人もいるのでは?揚げずに作れる、おいしい揚げ出し豆腐のレシピを、テレビやラジオ、雑誌などで幅広く活躍する管理栄養士の小島美和子先生に教えていただきました。めんつゆを使うので味付けも簡単です。

揚げない揚げ出し豆腐

表面は香ばしく、中はふんわりなめらかな揚げ出し豆腐。少量の油で焼くだけのお手軽レシピです。

材料(2人分)

絹ごし豆腐:1丁(300g)

片栗粉:適宜

油:大さじ2

めんつゆ(3倍濃縮):大さじ1と1/2

水:大さじ5

大根おろし:適宜

小ネギの小口切り:1~2本分

memo

・今回は絹ごし豆腐を使いますが、木綿豆腐でもOK(木綿の方が崩れにくいです)。
・絹ごし豆腐はとろっとなめらかな食感、木綿豆腐はしっかりとした食感になります。

作り方

豆腐は下の画像のように横2等分にし、2枚重ねたペーパータオルで1本ずつ包んで約10分おき、水切りをする。


おいしく作るコツ

ペーパータオルで包むと適度に表面の水分が除かれ、扱いやすく、片栗粉も程よくつきます。   

豆腐1本を、さらに4等分に切る。


豆腐の全面に片栗粉をしっかり、手早くまぶす。


memo

・片栗粉をつけたら、必ず片栗粉の上に置きます。まな板やお皿など片栗粉の無いところに長く置くと、置いたところにくっついて片栗粉が剥げてしまうことがあるので気をつけましょう。
・片栗粉は、少しくらい厚くついても問題ありません。時間をかけて焼くので香ばしい衣になります。

フライパンに油をひいて中火で熱し、豆腐を並べて1分焼く。火加減を弱めの中火にし、焼いている面が固くなってきたら返す。薄く焼き色がつくまでコロコロ回転させながら7~8分かけてすべての面を焼く。


memo

・豆腐をフライパンに置いたら、そのまま1分は触らないこと。衣が焼けてかたくなってくると返しやすくなります。
・少ない油で、7~8分かけて返しながら焼くのがポイントです。衣が香ばしく焼けてくると、中までアツアツになり、ふわトロ食感になります。

ペーパータオルの上で油を切り、器に盛る。


4のフライパンの油をふき取り、めんつゆ、水を加えて沸騰させ、火を止める。


5に6をかけ、大根おろしをのせ、小ネギをちらす。

揚げ出し豆腐のきのこあんかけ

揚げない揚げ出し豆腐にきのこあんをかけたアレンジバージョンです。きのこあんは電子レンジでサッとつくれます。

材料(2人分)

絹ごし豆腐:1丁(300g)

片栗粉:適宜

油:大さじ2

<きのこあん>

しめじ:60g

生椎茸:3枚

めんつゆ:大さじ2

水:大さじ6

片栗粉:小さじ1と1/2

三つ葉:3~4本

作り方

豆腐は「揚げない揚げ出し豆腐」の工程1~4と同様に焼き、器に盛りつける。

しめじは石づきをとってほぐし、生椎茸は軸を切り落とし、うす切りにする。

三つ葉は2cm長さに切る。

耐熱ボウルにめんつゆ、水、片栗粉を入れてよく混ぜ、2を入れる。ラップをしないで「電子レンジ600Wで1分加熱し、取り出して混ぜる」を3回繰り返す。全体をよく混ぜ、あんに透明感が出て、とろみがついていれば出来上がり。足りないようであれば、30秒~1分加熱する。

器に盛った揚げ出し豆腐に4をかけ、3をちらす。

memo

・きのこは舞茸やえのき、なめこでもおいしく作れます。
・片栗粉が沈殿するので、4の工程で材料を混ぜたらすぐに電子レンジで加熱しましょう。

最後に

フライパンで焼くだけでできる「揚げない揚げ出し豆腐」の、ふわトロ食感を味わってください。

<!--小島美和子さんプロフィール-->

小島美和子/Miwako Oshima

管理栄養士/健康運動指導士/産業栄養指導者

女子栄養大学卒業後、食品会社での商品開発業務、大学病院などでの臨床栄養指導等を経て、 有限会社クオリティライフサービス設立。働く人の食生活改善保健指導プログラムなどの企画開発を行う。TV、ラジオ、雑誌への出演のほか、厚労省の特定保健指導の実践的指導者育成プログラム開発ワーキングメンバーやTHP指導者養成専門研修及び産業保健指導専門研修など、各種研修講師等も多数担当。また、健康商材・サービスの価値、訴求力を高めるコンテンツ、プロモーションのコンセプトづくりから、より効果を出すプログラムの開発まで、管理栄養士の専門性を活かした食生活の現場でQOLを高める事業を企画・展開している。
ホームページ/オフィシャルブログ/FB

<!--/小島美和子さんプロフィール-->

[大根]栄養や選び方、鮮度を保つ保存、下ごしらえ、切り方など

ほぼ一年中出回っていますが、晩秋から初冬の秋冬大根が良く知られます。大根の辛みは、「イソチオシアネート」という成分によるもの。この成分は、大根をすりおろしたり切ることで生成されます。

最終更新:2025.01.29

文・写真:小島美和子
監修:小島美和子、カゴメ

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