上越まつり2日目 高田で神輿渡御
上越まつりは、23日(火)直江津の八坂神社に祀られていた神輿が高田地区に運ばれ、上越まつり2日目の24日(水)は朝から雨が降る中、八坂神社のみこしが高田地区の各町内を回りました。
24日は時折、強い雨が降る不安定な天候の中、高田地区の各町内会でみこし渡御が行われ、まちには「わっしょい、わっしょい」と活気のある声が響き渡りました。
地元の人
「無事に祇園祭を迎えられた。良い1年になればと思っている。ことしは正月に震災もあったので復興への願いも込めて祈った」
本町6丁目町内会長 小菅一彦さん
「高田祇園祭が始まると本当に夏が来たという感じ。雨だったけど、うちの町内会の若い人はみこしを担ぐと盛り上がっていた。多少の雨でも気持ちは衰えない」
みこしはここ数年、担ぎ手不足で、この日参加した町内ではすべて台車に載せて引っ張りました。本町3丁目と大町2丁目では合同でおよそ1キロの距離を引っ張りました。
本町3丁目青年会遠山 剛宏さん
「一時的に神輿を担げたとしても継続して行くのは厳しい。今後の課題。若い元気のある参加者が集まらないと年々みんな年をとっていくので担ぐのが厳しくなってくるので新しい輪を取り込んでいきたい」
また24日は、関根学園高校のバスケットボール部員17人がボランティアでみこし渡御に参加しました。部では10年以上前から、高田祇園祭を手伝っていて、きょうは各町内をみこしを引いて一緒に練り歩きました。
関根学園高校 バスケット部キャプテン 大宮快音さん
「少しでも自分たちの活動が地域貢献になればと思ってやっている。いろいろな地域によって特色があって、楽しいしワイワイできていると思う」
神輿は、北本町から本町、南本町などをまわり今夜、宮入りとして本町2丁目と3丁目の間に設けられた御旅所に奉納されます。
上越まつり3日目の25日(木)は、仲町でこどもみこしが巡行するほか午後7時からは、本町通りで大民踊流しが行われます。