上越まつりフィナーレ「御饌米奉納」熱気最高潮に!
未来へつなげる よいしょ!
上越まつり直江津衹園祭のフィナーレを飾る御饌米奉納が29日(月)に八坂神社で行われ、19町内の若衆が参道を駆け抜け、まつりの熱気が最高潮に達しました。
御饌米奉納は五穀豊穣、無病息災を願う神事です。直江津地区19町内の屋台が1台ずつ参道の前に到着すると、若衆が米俵を担ぎながら参道およそ100メートルを駆け抜け、本殿に奉納します。この間、屋台では太鼓や笛で盛り上げます。
今年のトップバッターは善光寺浜です。総代の斉藤謙介さんは、まつりの始まりを告げる口上で、直江津地区が今年1月の能登半島地震で被害があったことに触れ次のように話しました。
善光寺浜総代 斉藤謙介さん
「能登半島地震でたくさんの人が被災されている。当たり前の日常を遜色なく、きょうを迎えられていることに感謝」
屋台のパフォーマンスには多くの子どもたちも参加し、「わっしょい」と威勢のいい掛け声を上げながら子ども神輿を担いだり、まといを回したりしていました。
最後は八坂神社の宮元あけぼのが奉納し、7日間の上越まつりが幕を閉じました。
直江津地区連合青年会 荷屋祐智 会長
「最高のパフォーマンスだったと思う。先輩方の想いを若い青年会に伝えていってほしい」