若松漁港のちょい投げ釣りでハゼ48匹キャッチ【三重】メゴチも加えて天ぷら食べ比べ
三重県鈴鹿市・若松漁港でハゼ釣りを楽しんだ。お盆休みの早朝、潮が上げに向かう絶好のタイミングに釣り場入り。仕掛けを投入すると開始早々からハゼが次々とヒットし、ゲストのカレイやメゴチも登場。最終的には9〜12cmのハゼ48匹とメゴチ3匹をキャッチし、夕食は天ぷらの食べ比べで締めくくった。
若松漁港でハゼ釣り
今回のハゼ釣り歩きに選んだ場所は三重県鈴鹿市の若松漁港。お盆休みの8月14日に出かけた。当日の潮は中潮で干潮が午前2時53分、満潮が午前9時3分。早朝の涼しい時間帯に楽しもうと午前5時半前に到着した。
曇り空で薄暗い。白灯堤は多くの釣り人でにぎわっているが、港内にはいない。干潮と満潮の真ん中あたりで、まだ水位は低い。これから上がってくるとハゼ釣りにはベストタイミングだ。
開始早々ハゼが連発
水門前に釣り座を構え、ちょい投げザオに小型スピニングリール、小型テンビン、オモリ3号、流線6号2本バリ仕掛けをセットして準備完了。小さめのイシゴカイを1匹掛けにして、正面の石積み堤ヘちょい投げする。着底したらイトふけを取り、イトを張りながらゆっくりリールを巻いて誘っていく。
イシゴカイをアピールしているとピリピリと小さいアタリが出た。焦らずゆっくりリールを巻き続け、ククンとサオ先が引き込まれるアタリをアワせるとヒット。トントントンとサオ先がお辞儀して海面から10cmのハゼが飛び出した。
次からはイシゴカイを半分にカットする。同じ方向ヘちょい投げすると、シングルヒットばかりだが6連続ヒット。ハゼの活性は高そうだ。
ゲストもヒット
コツコツと小さいアタリには小型のヌメリゴチがヒット。アタリがないまま上がってくるのは小型のカレイだ。ピリピリアタリはチビハゼ。全て優しくリリースする。ゲストフィッシュが多くなると少し方向を変えてちょい投げ。これでプルプルアタリが復活し、小気味良い引きを楽しんでハゼを追加した。
背後から「おはようございます」と声が掛かり、ハゼ狙いの人が1人増えた。並んでサオを出し、次々に10cm前後のハゼを釣り上げていく。13~14cmのメゴチは天ぷら用にキープした。
背後に気配を感じて振り返るとネコがこちらを見ていた。鈴を付けたネコもいる。釣りに夢中になっていると、すぐ近くまで寄ってきてハゼが入ったバケツをのぞき込んでいる。ネコに注意しながら釣りを続けた。
シングルヒットが続いていたが、追い食いに成功してダブルヒット。グングングンと重量感たっぷりの引きを楽しみ、さらに数を伸ばす。サイズアップを狙ってあちらこちらへ投げ分けても12cm以上の顔は見られなかったが、満足して午前7時半にサオを納めた。
最終釣果
釣果はハゼ9~12cm48匹とメゴチ13~14cm3匹。夕食はハゼとメゴチの天ぷらの食べ比ベ。どちらも揚げたてはおいしいが、個人的にはもっちり食感のメゴチの方がおいしかった。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年9月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。