セバスチャン・スタン、いま一番楽しみなスーパーヒーロー映画は『スーパーガール』 ─ 「とても楽しみ」にしている理由
(MCU)で13年にわたりバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役を演じてきたセバスチャン・スタンは、いまやハリウッドで最も長くスーパーヒーロー映画に出演している俳優のひとり。その舞台裏を熟知するスタンが、最も期待しているスーパーヒーロー映画とは──。
2024年11月、イギリス・リバプールの「ComicCon Liverpool 2024」に登場したスタンは、「いま一番楽しみにしているのは『スーパーガール』です」と発言。MCU作品ではなく、新生DCユニバースの『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』を挙げた。
「ハードルを上げてしまいますが、あの映画はとんでもなく素晴らしいものになります。なぜなら、クレイグ・ギレスピーが撮るから。本当にすごい監督ですよ、とても楽しみにしているんです。」
スタンとギレスピーは、映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)と『ダム・マネー ウォール街を狙え!』(2023)、ドラマ「パム&トミー」(2022)でタッグを経験済み。いずれも実話に基づく伝記映画で、『アイ,トーニャ』では愛情と執念深い暴力夫を、『ダム・マネー』では株式取引アプリの創業者を、「パム&トミー」ではモトリー・クルーのドラマーであるトミー・リーを演じた。
いずれもバッキー役とは大きく異なる役柄だったが、それぞれの経験はスタンにとって印象深いのだろう。監督の才能をよく知り、絶大な信頼を寄せる俳優のひとりとして、今から『スーパーガール』には特別な期待を寄せているようだ。
また、好きなDC映画を尋ねられたスタンは、ティム・バートン監督の『バットマン』(1989)と『バットマン リターンズ』(1992)を「少年時代の僕には特別な作品でした」と言っている。「特に『バットマン リターンズ』には夢中だったし、『バットマン フォーエヴァー』(1995)でジム・キャリーが演じたリドラーも大好きでした」
ちなみに以前、スタンは「演じてみたいDCキャラクターは?」と尋ねられた際に「大好きなのはリドラーですが、すでに演じられていますから」とことがあった。このとき思い浮かべていたのは、かつてキャリーが演じたリドラーだったのだろう。
DC映画『スーパーガール:ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)』は2026年6月26日に米国公開予定。主演は「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」(2022-)のミリー・アルコック、ヴィラン役は『オールド・ガード』(2020)のマティアス・スーナールツが演じるが、その他のキャスティングは発表されていない。ひょっとして、ギレスピー監督作品の常連者であるスタンの登場もありうるか?
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