夜も麺活!!【さんろく】ラーメンスポット3選
ラーメン専門 味特本店
昭和~平成の頃は、今より多くのラーメン店があったものだが、郊外に移転したり閉店したりと。
その中で、味特さんはずっとここでやっておられます。夜中、店の灯りにほっとする、そんな経験のある方々も多いのでは。
近年は店を改装しカウンターや厨房もすっきり。
メニューは醤油・塩が各900円、味噌が1,000円。
さらにチャーシュー麺、味玉・バターのトッピング、ライスがあるだけで、餃子や炒飯はないというシンプルなもの。ましてやカツ丼などあるはずもなく、看板の『ラーメン専門』の文字に偽りなし。
そんな中で、ビールや清酒があるのは、いかにも場所柄。またハーフサイズがあるのも興味深い。これも場所柄、例えば飲み会が終わってラーメン行こうぜとなった時、あまりお腹空いてないけど付き合いで、というヒトに打ってつけ。
筆者の好みで、注文するのはもっぱら醤油。
でも、スープが良いので塩もうまいし、味噌も絶品(以前asatanで筆者も紹介)。
程よいこってり感のある濃いめなおつゆ。
特に呑んだ時など、身も心もしゃきっと目覚めるような深いコクが病みつきの旨さ。
体に沁みるような味わいが刷り込まれたら、アナタはもう最期(笑)リピーター確定だ。
また、しなやかで食べやすい麺は、喉越しもおだやかに、1日の疲れを癒してくれるよう。
お店情報
店名:ラーメン専門 味特 本店
住所:旭川市3条通7丁目
電話:0166-23-6574
営業時間:17:00~25:00
定休日:不定休
駐車場:なし
味の番番 さんろく店
店先では『旭川ラーメン』を積極的にアピール。場所柄、観光客にも伝わりそうだし、まちの風景に活力が増して良い。
店内はコの字カウンターとテーブル席が少しという設え。
番番というと、かつては味噌ラーメンで旭川のラーメンシーンを席巻した、筆者にはそんなイメージが強い。
ということで筆者の選択は『味噌』。
と思いきや、今や主流のモバイルオーダーで見てみれば、味噌も黒味噌とか赤味噌とか焦がしたのとか、さらに辛さが足せるとか、おやまあ、いろいろあること。こだわってますな。
さらに、旭川風に特化した醤油ラーメンもある。
無難(?)なところで合わせ味噌。こういうところで性格出ますな(笑)
もやしが太くシャキシャキとしている、いかにも活力あふれるラーメン。
おつゆはマイルドな口当たり。厳選した味噌をブレンドしたと思しき、豊かなコクもあって、つい引き込まれるような強さもある。
脂が馴染んだつるつるの中太麺の口当たりは良好。夜(呑んだあと)でも食欲を後押ししてくれる。
若者に人気だろうか。たまたま、店内には若い世代のグループが楽しそう。
お店情報
店名:味の番番 さんろく店
住所:旭川市3条通6丁目ステップファストビル1F
電話:080-6777-2636
営業時間:20:00~翌4:00
定休日:不定休
駐車場:なし
はま長本店
事業承継により、このほど新しい運営形態が始まった『はま長本店』。
営業は夜間のみとなったが、今や鍋物で宴会もできる居酒屋系そば屋として、早くも人気が高まっているご様子。
はま長本店には以前から、そば以外のメニューも諸々あった。
以前は、とりめん、うどん類、冷やしそうめん、ラーメンは「ラーメン・わかめラーメン・チャーシューメン・冷やしラーメン」というラインナップ。
リニューアル後(上画像)は、ラーメンは旭川醤油ラーメンとしてより特製を出している模様。濃厚牡蠣ラーメンというのも気になるところ。
ということで、醤油ラーメンを。
赤星(サッポロラガー)で呑み直し。アテはラーメンだ(笑)。
器は以前のものを使用しているようだ。具の構成も以前と変わりはない(使っているナルトの柄がちょっと違うけど)。
まろやかな出汁に香りの深い醤油が相まったおつゆ。その味わいは出過ぎず、かといって控えめでもなく、程よいボリューム感。
その中で、麺の旨味が溶け出す、旭川ラーメンの美味しさを体現している。『そば屋のラーメンは旨い』とラーメン通に言われる根拠がそれだ。
以前は、ほんのり煮干し香る昔ながらの醤油という感じだように思うが、今回頂いたものは、少しだが出汁の表現を豚骨寄りに向けたようにも感じられる。
あくまで個人の印象だが、味わいが変わったか、新店の味に変えたのか、ぜひラーメン好き(特にはま長ファン)なアナタなら、ぜひご自身で感じてみてはいかがでしょう。
お店情報
店名:はま長本店
住所:旭川市3条通6丁目
電話:0166-22-2731
営業時間:18:00~翌2:30
定休日:不定
駐車場:なし
夜ラー後記
いかがでしたか。
さんろく好きなら分かる、夜のラーメンの美味しさが伝わったでしょうか。
当記事としては「おすすめ」ではありますが、どうぞ食べ好きにはご注意を。
お体ご自愛ください。