「ハシビロコウを飼いたい」清原果耶の意外な素顔!愛犬同士の恋から始まる夏ドラマ『初恋DOGs』に主演
「本当に人に恵まれてきた人生だなと思います」と語るのは、俳優の清原果耶さん。TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」に出演した清原さんは、7月9日(火)から放送開始のTBS火曜ドラマ『初恋DOGs』の主演を務めることについて熱く語った。パーソナリティのパンサー向井慧さんとココリコの田中直樹さんとの和やかな雰囲気の中、清原さんの素顔に迫った。
12歳でアミューズオーディションに参加、驚きのきっかけは「Perfumeに会いたい」
清原さんは12歳の時、アミューズのオーディションに参加し、3万人を超える応募者の中からグランプリを受賞。その理由を聞かれると意外な答えが返ってきた。
「家族揃ってPerfumeさんが大好きで。Perfumeさんが所属している事務所がオーディションやってるよって聞いたら、『会えるんじゃない?』って言われて。『行くしかないか』って思って行きました」
さらに驚きなのは、オーディション前日にプールで遊んで「真っ黒焦げに焼けた体」で参加したという。最初から演技に興味があったわけではなく、「そういうことができるなら楽しそうだな」という程度だったそうだ。
朝ドラデビューから主演へ、現場での学びが原動力に
オーディション後、清原さんは連続テレビ小説『あさが来た』で俳優デビュー。当時はまだ13歳だった。
「現場の監督だったり、スタッフやキャストの皆さんが、すごく丁寧に『現場とは何か』とか『お芝居とは何か』みたいなことを教えてくださって。『これは続けたいし、続けなきゃだな』って思いました」
演技の経験がなかった清原さんは、初めての現場で何もできない自分に悩んだという。それでも、周囲の人たちに支えられながら、少しずつ演技を学んでいった。
「本当に何もできなくて、すごく落ち込みましたけど、誰も怒ったりとかしなかったし、攻め立てるようなこともせずに、本当に『これはこうだよ』という順番から教えてくださった」
その後、2021年には朝ドラ「おかえりモネ」でヒロインを演じるまでに成長。「本当に人に恵まれてきた人生だなと思います」と、清原さんは感謝の気持ちを口にした。
意外な素顔!ハシビロコウが大好きで油絵を描く一面も
インタビューでは、清原さんの意外な趣味も明らかに。「1人時間が大好き」という彼女は、4~5年前から油絵を始めたという。
「姉が水彩画をしていて、『じゃあ油絵しよう』と思って始めました。好きな音楽を聴きながら、その曲について考えながら書いたりします。あとはギターとか、最近キーボードとか始めました」
さらに驚きなのは、ハシビロコウへの愛。「飼いたい動物は何か」という質問に対し、「飼えないことを重々承知の上でハシビロコウを飼いたいです」と即答した。
「『おかえりモネ』を撮影している時に、ずっとハシビロコウの動画を見て撮影頑張ってました。静岡県にハシビロコウに会える鳥園みたいなのがあるんですけど、そこに行って拝んで『うわ、本物だ』って。何十分もそこで動かないハシビロコウを見ていました」
その魅力について「すごく凛々しい顔をしていて、風を操っているんじゃないかっていうぐらい、王なんです。でも大好きなスタッフさんとコミュニケーションを取る時は、ちゃんと挨拶したりして。そういうギャップがかわいいなと思って」と熱く語った。
新ドラマ『初恋DOGs』は愛犬同士の恋から始まる物語
7月9日(火)夜10時からスタートする『初恋DOGs』。清原さんは愛を信じないクールな弁護士・愛子役を演じる。ドラマは、愛犬同士が一目惚れしたことをきっかけに、成田凌さん演じる白崎快との関係が動き出すというストーリー。
「本当に夏らしく爽やかなラブストーリーになっているので、爽やかな気持ちを皆さんに携えていただけるように願っております」
撮影現場では、ワンちゃんたちの演技力にも驚かされたという。
「本当にすごくて、ちゃんと恋に落ちた顔とか、なんかその感情の顔をしているのが驚きです。止まっておくのも難しいはずなのに、ちゃんとお利口さんで止まっていてくれたり。もう頭が上がりません」
また、韓国から来日する御曹司役を演じるナ・イヌさんとの共演エピソードも紹介。「イヌさんは日本語のセリフがすごく多くて、ずっと日本語を勉強してくださっています。セリフの中で覚えた文章や単語を普段のコミュニケーションですごく使ってくださるんです」
清原さんは最後に「是非よろしくお願いいたします」と視聴を呼びかけた。
12歳のオーディションから始まった俳優人生、周囲の人々に支えられながら成長してきた清原果耶さん。『初恋DOGs』での新たな挑戦に注目だ。
(TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』より抜粋)