『ちょい飲み手帖 阪神特別版』で“ひとり飲み”デビュー!日本酒文化にも触れる旅 尼崎市など
7月1日から無料配付がスタートしている『ちょい飲み手帖 阪神特別版』。阪神西宮駅で冊子を受け取り、1,100円でお得に“ちょい飲み”を体験してきました。
この冊子では、尼崎市・西宮市・芦屋市の飲食店が合計45店舗紹介されており、掲載店を訪れるとお店の名物料理とお酒のセットが1,100円(税込)で楽しめるんです。
【『ちょい飲み手帖 阪神特別版』を入手!】
まずは配付されている『阪神西宮おでかけ案内所』(西宮市)へ。西宮だけでなく、尼崎や芦屋、お酒にまつわる施設などでも入手することが可能です。配付場所は「ちょい飲み手帖」の公式サイトでも紹介されていますよ。
お目当ての「ちょい飲み手帖」、ありました!冊数に限りがあるため、1人1冊のみの配付となっています。冊子は1冊で2名まで同時に利用することができます。
尼崎エリア・21店舗、西宮エリア・16店舗、芦屋エリア・8店舗紹介されています。利用期間は11月30日まで、約5カ月間たっぷりあるので、全制覇も夢じゃない!?
いつもとは違う駅に降りて街歩きをしながらはしご酒をするのもおもしろそうです♪筆者はこの本を持って“ひとり飲みデビュー”をしてみることにしました。
とは言え、現在昼過ぎ。居酒屋に立ち寄るにはまだ早い。冊子をパラパラめくっていると、巻頭には“灘の酒 酒めぐりマップ”が掲載されています。
阪神西宮駅から徒歩で行ける施設も多く、夕方までの時間を使って『白鷹禄水苑』(西宮市)に行ってみることに。
【日本酒にまつわる施設を散策!】
蔵元「白鷹」(はくたか)が運営している施設で、戦前までこの地にあった蔵元・北辰馬家の住居を再現した空間や、酒造りの道具などが展示されており、無料で見学することができます。
日本酒BARやアンテナショップ、落ち着いた庭園も併設されているので、ゆっくり巡って1時間くらい日本酒文化に触れることができました。2024年に日本の「伝統的な酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、改めてその魅力に注目が集まっています。
【1,100円を握りしめて、いざ“ちょい飲み”体験!】
時刻はそろそろ16時。各店舗、ちょい飲み手帖セットが注文できる“利用可能時間”が定められているので事前にチェックしてくださいね。一部、訪れる前に電話予約ができるお店もあるのだとか(各ページに記載されていました!)。
今回足を運んだのは“気さくな女将”が営む一軒『えびす酒場 てんてん』(西宮市)。阪神西宮駅から南に徒歩3分ほどの距離です。
入店時に「“ちょい飲み手帖”使えますか?」と声掛けを。噂どおりの女将さんが「“ちょい飲み手帖”のお客さん第一号やね」と笑顔で迎え入れてくれます。
ぐるりと囲むコの字型のカウンターは、ひとり飲みデビューにもぴったりのロケーションです。
ここでは手作りのおばんざい2品と、日本酒など対象のドリンク1杯がセットに。カウンターには肉や魚、野菜を使ったおばんざいが約10種類、ずらりと並んでいます。
女将さんいわく“木曜日が1番、おばんざいの数が多い”のだそう。この日は別曜日でしたがラインアップは十分!冷やしトマトやポテサラ、アジの南蛮漬け…、お腹の量や気分に合わせてチョイスできるのはうれしいです。
迷った末に「イワシの煮付け」と「スパゲッティサラダ」を選択♪全体的に味付けは“濃すぎず薄すぎず”。まさに“ちょうどいい”家庭の味だからこそ、毎日でも通いたくなります。
対象のドリンク・日本酒は西宮限定の「宮水の郷(みやみずのさと)」か「上撰 黒松白鹿 超辛 本醸造」から選べます。プラス料金で別の銘柄に変更もできるとか。
1合より少し多めの量をぐい呑みでちびちびと。辛口でキレのある力強い味わいが夏の暑さを吹き飛ばしてくれるような爽快感をもたらします。
おばんざいだけでなく「カレーナンピザ」や「ホルモン焼」「お好み焼き(豚)」など、まだまだ気になるものが満載!今回は“1杯だけ”と心に決めて利用しましたが、次回は追加注文をしながらじっくり過ごしたいと思いました。
お会計時に掲載ページを提示して、スタンプまたはサインをもらいます。まるで街バルのような感覚で、気になるお店を気軽に巡れるのが魅力ですね。
観光客増加を契機として兵庫県阪神南県民センター(尼崎市)が発行している『ちょい飲み手帖 阪神特別版』。県外からの観光客だけでなく、地元の人にとっても新しいお店との出合いのきっかけになる一冊です。
配付開始日
2025年7月1日(火)より順次
※なくなり次第終了
利用期間
2025年7月1日(火)~ 11月30日(日)
配付場所
●尼崎
・あまがさき観光案内所
(尼崎市神田中通1-4)
関連情報
●白鷹禄水苑
(西宮市鞍掛町5-1)