一流シェフ愛用の有機野菜と珪藻土七輪の炭火焼ご飯♪心身が元気になれる三田市『ベジばぁば』 三田市
三田市にある完全予約制の農家レストラン『ベジばぁば』は、採れたて野菜と店主が厳選した食材が楽しめると人気のお店です。営業は土曜日・日曜日・月曜日の3日間だけ。
神戸三田インターや三田西インターから車で約20分、田んぼの中にひっそり建ち景色にすっかり馴染んでいますが、訪れる人が後を絶ちません。
このお店を営んでいるのは、自然農法一筋23年の『藤原農園』。無農薬・無化学肥料にこだわり、有機JAS認証を受けた野菜は、一流の料理店からも注文が入るほど。そんな野菜の「採れたてを味わってもらいたい」とお店を開き、この6月には10周年を迎えました。
敷地内にはオートキャンプ場も併設されていて、自然に囲まれのびのびと過ごすことができます。人気の理由は料理だけでなく、調理師免許を持つ店主・龍子さん、通称“ベジばぁば”の人柄にもあります。明るく懐の深い接客に、元気をもらいに通う常連さんも多いとか。
【採れたて野菜と珪藻土七輪の炭火焼き贅沢ごはん】
ランチは1日15食限定。季節の野菜をふんだんに使い、炭火で焼くメインが選べるコースを提供。みつせ鶏、牛肉、海鮮など6種類があり、それぞれに日替わりのお惣菜と「減農薬コシヒカリ」のご飯がつきます。
食べられるのは市内でここだけ、というブランド赤鶏「みつせ鶏」。炭火で炙って食べる鶏肉は、キュッとしまった歯応えの中に旨みが凝縮されて食べ応え満点。
ニジマスにホタテが2つの海鮮コースは、いつもはお肉系を注文している常連さんが「魚も抜群にうまい!」と感動する美味しさ。
こちらのコースでは、骨付きウィンナーにホタテ、みつせ鶏の手羽先が贅沢に味わえます。
ほかにも“行列ができるジャンボ市”で有名な『丸優』の黒毛和牛など、どれを選んでも間違いなし!の合計6コースを用意。
“じんわり、ふっくら”焼き上げる珪藻土七輪を使用し、遠赤外線効果で素材の旨みや水分を逃さずに引き出します。上質な食材にとって七輪の炭火焼は相性抜群なのです。
味つけは控えめながら絶妙で、素材の良さが際立つ同店の料理。野菜のうまみを引き出すお惣菜は「自宅では真似できない」との声も多く、持ち帰りたくなるほど。毎週来られる人もいて、いろんな味わい方をして欲しいとメニューは常にアレンジをしています。
惣菜はすべて手作りで、白砂糖や可能な限り小麦粉は使わず、体に優しい味付けにこだわっているとか。
筆者が食べて感動した「サラダキムチ」は、辛いものが苦手な方でも食べやすく、もう一度食べたくなるひと品。
ご飯には農園で育てた減農薬のコシヒカリを使用。炊きたてはもちろん、少し時間がたっても美味しさが続く、つややかで粒立ちのよいお米です。
彩り豊かな「紅茶鴨ロースのサラダ」も登場。農薬も化学肥料も使わず、時間と手間をかけて丁寧に育てた野菜たちは、驚くほど味が濃く、香り高く、色も鮮やか。生でも十分おいしく、そのままでも主役になる力強さがあります。
毎朝、畑から直送されている野菜たち。たとえばアスパラガスは、一般的なものよりも太く、シャキシャキとした歯ごたえと甘みが絶妙です。普段は立ち入りできない畑ですが、今回は特別に見学させていただきました。
土づくりからこだわった畑では、化学肥料や農薬を使わず、季節ごとの品種を丁寧に育てています。野菜はイオン三田・ウッディタウンの藤原農園コーナーで「旬菜物語」として販売中。
自然を感じながら「食」を体験できる、心と体にやさしいレストラン『ベジばぁば』。「美味しいものをたくさん食べてもらって、みなさんが笑顔になってくれることが一番」だと話す龍子さん。自然の恵みと人のあたたかさに包まれながら、癒しのひとときを、ぜひ三田で過ごしてみては。
場所
農家レストラン ベジばぁば - 藤原農園
(三田市末1857)
営業時間
*完全予約制
11:00〜15:00(ラストオーダー 13:30)
定休日
火〜金曜日
(営業日:土・日・月曜日)
駐車場
あり(無料)複数台駐車可能