【家飲みを制する4ヶ条】ゆっくり家飲みのすすめとは?【眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話】
ゆっくり家飲みのすすめ
深夜までのダラダラ飲みは×
「オンライン飲み」や一人での晩酌など、自宅でお酒を楽しみたい場合は、深夜までダラダラと飲み続けないよう気をつけてください。脂肪細胞を生み出すたんぱく質「BMAL1」(脂肪貯蔵たんぱく質)は22時から深夜2時に増加します。内臓脂肪をつきにくくするにはこの時間帯には食べ物の消化を終えておきたいところ。あらかじめ飲み終える時間を決めておき、それに従うようにしましょう。
また家飲みするときは、なるべく小さなコップを使うことをおすすめします。一気に大量のお酒を飲むと、アルコールや糖質の吸収が早くなります。缶から直接飲んだり、大きなグラスを使ったりはせず、小さなコップで少しずつ飲む習慣づけをしてください。
おつまみをつくるときは、積極的にお酢を活用するとよいでしょう。お酢には内臓脂肪を減らす作用がありますし、糖尿病や脂肪肝、脂質異常症を予防するなど様々な健康効果もあります。どんな食材とも相性がよいので、いろいろなおつまみにかけて楽しみながら食べてください。醤油と混ぜた二杯酢は魚介類や海藻と相性がよいですし、白みそと辛子に加えた酢みそは和え物やサラダのドレッシングにもぴったり。バリエーションはたくさんあるので、飽きずに食べ続けられるはずです。
家飲みを制する4ヶ条
①遅くまでは飲まず22時までに飲み終わる
BMAL1(脂肪貯蔵たんぱく質)は22時から深夜2時に増加します。早めから飲みはじめ、22時には消化を終えているのが理想です。あらかじめ、飲み終わる時間を決めておきましょう。
②ビールは小容量を準備、ワインはペットボトルに移す
缶ビールは小さいサイズもストックしておけば、飲み足りないときの飲み過ぎを防げます。開封したワインは飲む分以外をペットボトルに移しておけば1週間程保存できます。
③おつまみはきのこやお酢を使ったものを取り入れる
食物繊維が豊富で低カロリーなきのこは糖代謝を促進する効果もありおつまみに最適です。酢みそなどお酢を使った調味料やピクルスなどを常備しておくのもおすすめです。
④ノンアルコールも飲んでハーフ&ハーフで楽しむ
最近のノンアルコール商品は、本物と遜色ない味のものもあり、おいしくアルコールの量を減らすことができます。小さめのコップを使ってゆっくりと飲むようにしましょう。
迎え酒・寝酒はNG
眠れないときにお酒を飲むとよく眠れる、迎え酒をすると二日酔いが緩和されるなどという話がありますが、これは危険です。深い睡眠がとれず疲れが残ったり、睡眠の後半で覚醒したりしてしまいます。また、酷い場合には睡眠時無呼吸症候群を引き起こす場合も。
深く眠れなくなる睡眠の途中で目が覚める疲れがとれないだんだん寝つきが悪くなる
→ 睡眠時無呼吸症候群になりやすくなる!
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』監修:栗原 毅