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ウタセ五目釣りで小型のマダイ20匹オーバー【愛知・忠栄丸】カワハギも顔出し

TSURINEWS

小ダイをキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

14カ月ぶりの釣行となるので迷ったが、この時期は小ダイの酢漬けが食べたいと思い、愛知県・南知多町片名港の忠栄丸に11月13日のウタセ五目釣りの予約を入れた。

忠栄丸でウタセ五目

午前1時30分に自宅を出発。十三夜の月が煌々と照らした天白川をチェックして静かな海を想定したが、3時ごろ片名港に到着すると意外に風が強くショックだった。

ウタセ五目仕掛け(作図:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

午前5時30分に受け付けを行い、久しぶりと若おかみにあいさつ。左舷側に釣り座が決まり、忠栄丸推奨の仕掛けをセットする。そして定刻の午前6時30分に片名港を出船。航程20分でポイントに到着した。

多彩に好ヒット

晴天、風強く波高1m、濁り潮でスタート。山下船長から「ウタセエビは尻尾を切って尾掛けにしてください。水深20m、底中心に狙ってください」とアナウンスがあり一斉に投入。ラインは真下へ向かい、左舷4人でオマツリの心配はない。

着底後、仕掛けを少し持ち上げるとコツコツとアタリがあり、アワせると酢漬けにピッタリの小ダイだ。続いてカサゴにベラ、少し間があって塩焼きサイズのマダイ、サバフグ。少し間があってベラと続き五目達成。カワハギも釣れた。

にぎやかな五目釣り(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

小ダイの釣れる間が長くなり、潮止まり近くの午前9時ごろ片名港前に移動する。再開すると即上バリに小アジが釣れた。大ドモで格闘している姿が見えたが、上がったのは大型のアイゴ。引きを楽しんだだけだと気落ちしていた。胴の間の人は格闘してニベをタモ取り。私も「オオー」と声が出るウマヅラハギ33cmが上がり、ちょっぴり引き味を楽しんだ。

魚料理を堪能

アタリがなくなるとポイント移動を繰り返す。小ダイが連続して上がることはなかったが、ポツリポツリの間にコモンフグやカサゴ、小アジが釣れて退屈することはなく、午後0時30分の沖上がりとなった。

豪華な食卓に(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

今日の釣果は小ダイ19~26cm23匹、カサゴ3匹、サバフグとコモンフグ各1匹、カワハギ19cm、ウマヅラハギ33cm、小アジ8匹と7目達成。楽しい釣りができた。夜は小アジの唐揚げ、カワハギの刺し身、カサゴとウマヅラハギの煮付けをいただいた。もちろん小ダイの酢漬けもバッチリだ。

次は伊良湖の三ツ石でサンバソウを釣りたい。何が釣れるか分からないウタセ五目へ、秋の深まりとともに出掛けよう。

<週刊つりニュース中部版APC・大橋浩/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年11月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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