西武が前日本ハムの黒木優太と育成契約 オリックス時代に通算47ホールド、背番号136から再出発
広池浩司球団本部長「立正大時代から評価していた」
西武は20日、前日本ハムの黒木優太投手（30）と育成選手契約を締結したことを発表した。背番号は136。
黒木は立正大から2016年ドラフト2位でオリックスに入団し、1年目から55試合に登板して6勝3敗2セーブ25ホールドをマーク。2年目も17ホールドを挙げたが、3年目の2019年に右肘のトミー・ジョン手術を受けてブランクを作った。
2022年に一軍復帰を果たして27試合に登板したものの、先発に転向した2023年は1勝5敗に終わり、同年オフに吉田輝星との交換トレードで日本ハムに移籍。新天地で迎えた2024年は2試合登板しただけでオフに戦力外となっていた。
黒木は「育成契約ですが期待していると言っていただき、とてもうれしいです。ライオンズの一員として1日でも早く支配下選手になれるよう頑張ります。バランスの良い投球が持ち味なので、しっかりアピールしていきます」とコメント。立正大の先輩でもある西口文也新監督の下で復活を目指す。
広池浩司球団本部長は「けがをしていた時期もありますが、コンディションが整えば、リリーフとして活躍できる能力がある選手です。力強いストレート、縦割りのカーブなどが特徴で、空振りがとれるフォークどれも素晴らしい球を持っています。立正大時代から評価していた選手のひとりで、注目していました。まずはコンディションを整えて、早く一軍の戦力になって欲しいと思います」と期待感を示した。
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記事：SPAIA編集部
