鮮魚に飛騨牛にフルーツスイーツまで 尼崎にオープンした『スーパーマーケット バロー』を調査 尼崎市
9月12日、東海発のスーパーマーケット『バロー』が尼崎市潮江1丁目にオープン。初日には“入場規制”が行われるほど多くのお客さんが訪れて話題となりました。
JR尼崎駅から徒歩約5分という好立地な場所にあり、周辺には多くの飲食店やマンションが立ち並んでいます。
入り口は3か所用意されていて、筆者は「野菜・果物」売り場に面した入り口から入店。旬を迎えた梨やみかん、りんごなどのフルーツがずらりと並び、甘い香りが鼻孔をくすぐります。
中でもひときわ目立っていたのが、フルーツをたっぷり使ったケーキやタルト・プリンが並ぶ「スイーツコーナー」。まるで宝石のようにきらびやかで自然と体が吸い寄せられました。
スイーツに使用しているフルーツは店内カットされたものなので、どれもフレッシュそのもの。ボリューミーなのに価格はリーズナブルと日常的に買いやすく、子どもを持つ筆者としてはかなりありがたい…!
続いて、生鮮部門の「さかな市場」に足を踏み入れることに。昨今スーパーの魚売り場はどんどん縮小傾向にあるそうですが、同店はその逆で、“新鮮さ・種類の豊富さ”を強みに売り場を充実させています。
昔の魚屋さんのように氷を敷き詰めて直に販売されているので、本当に市場に来たようにワクワクします。今から美味しい時期を迎えるタグのついた「ずわいがに」もあってテンションが上がります。
同店では魚をまるごと購入すると無料で三枚おろしなどの処理をしてもらえるので、帰ってからすぐに料理に取り掛かることができて大変便利。売り場のスタッフはみなさん魚のプロなので、おススメの調理法の相談にも乗ってもらえます。
グループ会社の三重県『まぐろレストラン』でも提供されているという「たたきまぐろ」は、かなりの量が入って500円台という破格のお値段。
大トロ・中トロ・本まぐろがはいった「まぐろ握り鮨盛り合わせ」や、ネタが大きい「鮨盛り合わせ」も嬉しい価格で販売されていました。
「肉」のコーナーでは岐阜県生まれの同店ならではの銘柄牛「飛騨牛」が並んでいました。このあたりのスーパーではめったにお目にかかれないもので、きれいなサシが入ったお肉を「すき焼き」にしたらどれだけ美味しいことか…。想像するだけでよだれがこみ上げます(笑)。
店舗奥の「総菜」コーナーでは「飛騨牛コロッケ」も販売。間違いなく買うべき商品のひとつ。1個150円、3個398円、5個500円(全て税抜)と、たくさん買うほどお得になっていきます。
レジ近くには「ベーカリー」コーナーがあり、店内で焼き立てのパンが70~80種類ほど並びます。
98円(税抜)の価格のものが多数あったり、子どもが喜びそうな「手作りピザ」もあるので、毎日来ても飽きることはなさそう。
「調味料」コーナーのあたりには珍しい「東海の味コーナー」なるものが。現地に行かないとめったに手に入らないご当地ならではの商品が多数陳列されていました。
その中でも、筆者が目に留まったのがこの「手羽先のたれ」。名古屋へ行った際に必ずお土産として購入するお気に入りの品が見つかって本当に嬉しい!
あれもこれも気になる商品が目白押しでしたが、今回はお店の方おススメの「フルーツタルト」「飛騨牛のコロッケ」「特用握り鮨盛り合わせ」を購入しました。
「特用握り鮨盛り合わせ」は“さかな市場”のお寿司なのでとにかくネタが大きい!上からシャリが見えません。まぐろやサーモン、イカなど10貫が入っています。
まぐろは赤身が濃く、旨味がとても強くかなりの満足感がありました。
「タルトセット」は旬のフルーツのシャインマスカットや梨、モンブランまで入っていおり、シャインマスカットはみずみずしく甘さもしっかりありスーパーで買えるスイーツとは思えない贅沢さでした。
一番楽しみにしていた「飛騨牛コロッケ」は衣がサクサクでお肉もたっぷり。お肉の旨味が存分に味わえました。店内調理されているので、持ち帰ったときでもまだほんのり温かったです。
オープン日
2025年9月12日(金)
場所
スーパーマーケットバロー 尼崎潮江店
(尼崎市潮江1丁目16番1号)
営業時間
月曜~金曜日
10:00~20:00
土曜日、日曜日
9:30~20:00