【新潟市の「不登校」への取り組み】「大丈夫、一人じゃないよ」ーー不登校で悩んでいる人・家族へ
新潟市の「不登校」への取り組み
小・中学生の不登校者数は年々増加しています。
学校に行けなくなる理由はさまざまです。
子どもが自分らしく生活できるようになるための取り組みを紹介します。不登校の子どもは
どれくらいいるの?
令和6年度に、全国の小・中学校の不登校者数は35万3970人に上り、12年連続で増加しました。
新潟市でも増加していて、同年度は2,301人でした。
これは令和元年度に比べ2倍以上という数字になっています。
なぜ不登校に?
時代の流れとともに、学校だけでなく家庭や地域の在り方が多様化しています。
集団での学校生活に慣れることができなかったり、SNSなどで24時間友人関係が続いて、ストレスから解放される時間がなかったりします。
さまざまな要因が絡み合って、悩みや苦しみを抱えている子どもが不登校になっていると考えられます。
不登校になったらどうすれば?
不登校の子どもはさまざまな思いを持っています。ただ学校に行きたくない気分だから行かないというわけではありません。
周りの大人は、ぜひ子どもの気持ちに寄り添ってあげてください。
焦らず、無理せず、休むことも大切です。
「我慢してでも学校に行くのが当然」ではなく、「苦しいなら距離をとる、違う形で学ぶ」ことが認められています。
新潟市では多様な子どもたちに応じた学びの場や相談先を用意しています。ぜひ活用してください。
ひとりじゃない!
自分らしく過ごせる場所
悩みや困りごとがある…そんな時は
スクールカウンセラーに話してみる?
スクールカウンセラーとは?
スクールカウンセラー(SC)は子どもの心理について専門的な知識・経験を持ち、学校生活の不安や悩みの相談を受け付けています。
SCに相談するには?
SCはひとりで2~4の中学校区内の小・中学校を担当しています。
相談を希望する場合は学校に申し込んでください。
スクールソーシャルワーカーもいます
スクールソーシャルワーカーは、子どもや保護者の困りごとに寄り添い、学校や福祉・医療機関と連携して問題の解決に取り組みます。
教室に入りたくない…そんな時は
スペシャルサポートルームで過ごしてみる?
スペシャルサポートルームとは?
不登校や不登校傾向の子どもが安心して小・中学校に登校できる、自教室とは別の教室です。勉強したりスタッフとおしゃべりしたりして自分らしく過ごし、周りと関わっていくための支援を受けます。
「ふわふわルーム」や「さわやかルーム」など、学校によって呼び方はさまざまです。
スペシャルサポートルームを利用するには?
学校に利用の希望を伝えてください。
面談などをして、スペシャルサポートルーム(SSR)に行く方がよいと判断されれば利用できます。
※未設置の学校もあり。有無は学校に要問い合わせ
フリースクールもあります
学校に行きづらさを感じている子どもが、学習や教育相談、体験活動などをしている民間の施設です。
新潟市フリースクール等連携協議会に加盟している施設
問い合わせ先
新潟市学校支援課
問い合わせ先
電話番号
025-226-3299
リンク
https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/kohoshi/shiho/new/index.html