旭丘高校 全国相撲大会で好成績 バトボルドさんと野地さん
３月15日と16日に高知県で行われた「全国高等学校相撲選抜大会（全国高等学校相撲新人選手権大会）」で、新名学園旭丘高校相撲部（岸田光弘監督）のバトボルドさんが個人戦無差別級で３位、同80kg級で野地陽良（ひたち）さんが５位に入賞した。
新年度に向けて弾みをつける一歩―。バトボルドさんは１年生のときにインターハイ・１００kg級で５位入賞など経験を重ねてきた。２年生となり迎えた今大会は、前回より階級を上げての挑戦。２年生以下が対象のため、「最後だから思いっきりいきたい」と優勝を目指して臨んだ。
「自分より大きい相手との対戦で差してしまった」と準決勝で敗れたが、「入賞はうれしい」と笑顔をみせる。最終学年を迎えた今年度は「団体も個人も全国大会優勝を目指す」と力強く話した。
箱根中学校出身の野地さんは同大会出場時、１年生。先輩からは「自分の相撲をとって」と背中を押されて大会に挑んだ。80kg級の上位４人が２年生という中で好成績を収めたが、「稽古が足りなかったというのが素直な感想」と大会を振り返る。２年生になり、掲げる目標は全国優勝。「目標に向けて日々稽古を怠らずに頑張りたい」と決意を新たにした。