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アクアワールド・大洗で<超サメ展>開催 サメの魅力にどっぷりつかれる?【茨城県大洗町】

サカナト

「アクアワールド茨城県大洗水族館」は現在、特別企画展『超サメ展~シャークダディ第2研究所~』を開催しています。会期は4月6日まで。

本企画展では、サメの飼育種類数日本一を誇る水族館である同館の館内がサメづくしに。さらには、これまでに取り組んできたサメの繁殖についても詳しく紹介します。

サメ繁殖について詳しく紹介する特別展示

アクアワールド・大洗は2002年の開館以来、サメの展示・飼育に注力。これまで、30種類におよぶサメの繁殖に成功してきました。

4階企画展示室では、これまでの「サメ繁殖研究活動」について、詳しく紹介する特別展示を行います。

特別展示では、国内初繁殖となるオーストラリアンマーブルキャットシャークの展示や、これまでに国内初繁殖に成功した全15種のうち6種のサメの展示が行われます。

オーストラリアンマーブルキャットシャーク(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

また、実物のサメの卵殻に触れられるコーナーや、アクアワールド・大洗のサメに関する重大発表もあるそうです。

館内はサメづくし!サメの展示水槽数が増加

アクアワールド・大洗では、普段は館内にある60槽の水槽のうち13槽の水槽でサメ類を展示。

しかし、今回の特別企画期間中はその数を25槽と大幅に増やします。通常ではサメを展示していない水槽でもサメを観察することができます。

国内では当館のみが展示するタッセルドウォビゴング(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

館内各所にはパネルを設置し、謎多きサメの生態の不思議を解説します。

また、当館初の解説プログラムも開始。サメ水槽の潜水清掃の解説や給餌解説が行われます。

「なぜサメの海1水槽だけ清掃時にダイバーが檻に入るのか?」や「アカシュモクザメのちょっと変わった餌の食べ方とは?」といった内容を知ることができます。

また、館内にある「シャークダディズルーム」では、深海性のサメであるミツクリザメの冷凍標本を展示し、その生態や他のサメとの違いを飼育員が解説。解説プログラムの終了後にはミツクリザメの冷凍標本に触ることができます。

ミツクリザメ(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

サメを身近に感じる特別プログラム

サメに触れることができる「シャークタッチング」では、同館で繁殖したサメに触れることができます。

サメタッチング(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

また、サメについてもっと深く知りたい人向けのプログラム「サメの体のしくみ」も実施。

このプログラムでは、飼育員がサメを解剖しながらサメの体の作りや構造を細かく解説していきます。

どちらのプログラムも当日先着順です。

限定デザインの年間パスポートや限定サメグッズ・フードも

今回の特別企画開催を記念して、期間限定の年間パスポートが登場。特別企画期間中は、大人気のシロワニと、今回初展示をおこなうオーストラリアンマーブルキャットシャークの幼魚の2種類のデザインを選べます。

限定デザインの年間パスポート(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

今回の「超サメ展」に合わせて新たなサメグッズも登場します。

また、サメ肉を使った限定フードも発売。味覚でもサメを楽しむことができます。

シャークバーガー(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

さらには、同館のサメ担当飼育員が執筆したサメ飼育の裏話が詰まった書籍も販売されます。

本書籍には、サメの基礎知識から、サメ飼育員とサメのエピソードといったマニアックな話まで掲載されているそうです。

サメの魅力が詰まった「超サメ展」

超サメ展(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

超サメ展は、サメ初心者からサメを愛するサメマニアまで多くの人が楽しめそうですね。

『超サメ展~シャークダディ第2研究所~』の詳細については、アクアワールド・大洗の公式ホームページに掲載されています。

※2025年1月20日時点の情報です

(サカナト編集部)

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