「誰かとつながれる力」を子に ママズハグ 山本さんが書籍出版
小田原市で母親の集い・学びを応援するNPO法人ママズハグの代表を務める山本加世さんが『ずっと続く親子の絆を育むベビーボンディング入門』(日貿出版社)を12月5日に出版した。
同書は、生まれたばかりの赤ちゃんとの絆を深める「ベビーボンディング」について、触れ方や話し方など具体的な方法をわかりやすく解説した、親子の安心感や信頼感を育むヒントが詰まった一冊。
出版のきっかけは6年前。イベントで出会った日貿出版社の編集者から「山本さんが大切にしている親と子の絆への思いを本に」と声をかけられた。自身の生い立ちや子育てのエピソード、ベビータッチの意味など月に1回、6年かけて編集者と対話しながら執筆。ママズハグの仲間たちの協力もあり、集大成として本が完成したという。
山本さんは「親から子どもに贈る最高のギフトは、誰かとつながれる力。さまざまな世代の方に届けていきたい」と話した。同書は、平井書店ほか、ネットなどで販売している。