札幌南区で広がる交流の輪!学生が地域と共につくりあげるコミュニティマルシェ「八百カフェ」とは【札幌市南区】
札幌市立大学芸術の森キャンパスで開催される、コミュニティマルシェ「八百カフェ」。学生が中心となって運営するこのマルシェでは、朝市や遊び場、健康相談、ステージパフォーマンスなどを通じて、地域の人たちと“モノ・コト・ヒト”がつながる温かな空間が広がります。2025年は5月18日(日)に初回開催。全6回のスケジュールや注目ポイントをチェックしてみてください。
【画像】体験や出展ブース、ステージパフォーマンスなど「八百カフェ」の様子がこちら(全15枚)
コミュニティマルシェ「八百カフェ」とは
「八百カフェ」は、札幌市立大学の授業から始まった取り組み。2021年に企画がスタートし、2022年に初開催、以降毎年開催を続けています。運営の中心となるのは、学生サークル「八百カフェ学生実行委員会」。デザイン学部・看護学部の学生をはじめ、教員、医療・福祉関係者、そして地域の方々も一緒に参加してイベントをつくり上げています。
会場は札幌南区芸術の森にある、札幌市立大学キャンパス前の広場。誰でも気軽に参加・出店ができ、地域住民や子どもたちが自然と集まる開かれた場所です。会場にはカラフルなガーランドが飾られ、手づくり感あふれる雰囲気も魅力です。
朝市や遊び場も!「八百カフェ」で体験できること
実際に「八百カフェ」ではどんな取り組みが行われているのでしょうか。その概要をご紹介します。
■森の朝市 / 地域と学生の出店ブース
芸術の森地区で10年以上活動を続けている「森の朝市」は、農家さんや地域のお店が集まり、新鮮な野菜や苗、魚、焼きいも、雑貨、加工食品などが並びます。その他にも札幌市立大学デザイン学部の学生がデザインしたグッズの販売や、フリースクールに通う子どもたちの作品販売・出店が行われ、大人や子どもに限らず誰でもお店を出店することができます。
■多世代交流「びば」
子どもから大人まで年齢関係なく楽しめる企画を学生が提案し、みんなで楽しむ遊び場・学び場。お絵かきやあやとりをおしえあったり、モルックやボッチャに挑戦したりと、毎回さまざまな企画が行われています。
■森の健康相談室
看護学部がある札幌市立大学の学生が主体になっていることから実施されているのが、この「森の健康相談室」。医師や札幌市立大学の看護学部教員・学生による健康相談・健康測定を受けられます。また、健康手帳への記入を行った方は八百カフェで使える金券と交換も。健康に気を遣いながらも、イベントでお得に買い物することができます。
■ステージパフォーマンス
地域住民や学生が演奏やダンスなどを披露するステージも。ときには参加型のコンサートで一緒に演奏したり、踊ったり。地域の方々がつながるきっかけとなる、楽しい体験や交流を生み出しています。
学生たちが主体となって運営!学びと実践のコミュニティマルシェ
八百カフェは、学生たち自身が主体的に企画・運営を行っている点が大きな特徴です。学生実行委員会を中心に、広報・出店者管理・ステージ運営・健康相談など、役割ごとにチームを組み、準備段階から当日の運営までを担っています。
2025年は5月18日(日)から毎月1回開催!
今年の開催にあたり、八百カフェ学生実行委員会の北森あんさんからコメントをいただきました。
「八百カフェ」は、買い物だけでなく、交流やつながりを大切にしたマルシェです。毎回違う出店や体験・人に出会える場所になっています!初回の開催は5月18日(日)です。みなさんとお会いできるのを楽しみにしています!
地元のおいしいものを購入したり、体を使ってたっぷり遊んだりしながら、いろいろな人との交流や体験を楽しめる「八百カフェ」。2025年は5月18日(日)の初回をきっかけに、全6回の開催が予定されています。会場は、札幌市立大学芸術の森キャンパス前の広場です(雨天時は屋内)。ゆるやかに地域の方々とつながれるこの機会。ちょっと早起きして芸術の森へ出かけてみませんか?
芸術の森マルシェ 八百カフェ
■開催日:2025年5月18日(日)・6月1日(日)・7月6日(日)・8月3日(日)・9月7日(日)・10月5日(日)
■開催時間:9:00~12:00(雨天の場合は屋内開催)
■会場:札幌市立大学芸術の森キャンパス前(札幌市南区芸術の森1丁目)
■料金:入場無料