飲みきれなかった「赤ワイン」が意外な形で料理に役立つ裏ワザ「保存が簡単」「便利に使える!」
飲みきれずに余ってしまった赤ワイン。それが好みの味ではなかったりすると、飲まないうちに古くなってしまうこともありますよね。しかし、せっかくの食材を捨ててしまってはもったいない! 余っている赤ワインは、あるひと工夫で料理に役立つ便利なものに変身するんですよ。
無駄にならない!◆【写真で正解を見る】→飲みきれなかった「赤ワイン」の意外な使い道
赤ワインが余っていませんか?
人からいただく機会も多いワインは種類が多く、残念ながら好みの味ではないこともありますよね。捨ててしまうのはもったいないけど、料理酒として使うにしても一気にこんなにたくさんは使わない……。
今回筆者が見つけたのは、こんなときに役立つ余った赤ワインの有効活用法。
赤ワインをある状態にしておくと、保存の効く便利なものになるのだそう。
実際に試してみたいと思います!
赤ワインを便利なものに変える方法とは?
この方法に必要なものは、「製氷皿」だけなんです。
そう、じつは余った赤ワインを凍らせておくと、必要なときに使える料理酒として保存できるんです!
さっそく、余っていた赤ワインを製氷皿に入れてみました。
フタをして冷凍庫に入れます。
丸3日間、自宅の冷凍庫で凍らせた赤ワインです。
2日後に出してみたらしっかり凍っていなかったので、冷凍庫内の場所を変えてもう1日追加で置きましたが、状態は変わりませんでした。
調べてみたところ、赤ワインを凍らせても、家庭の冷凍庫では氷のようにカチコチに固くはならないようです。
凍らせた赤ワインはシャーベット状になりましたが、スプーンなどで持ち上げることができるので氷のように扱えますよ。
シチュー用に肉を炒めるときに加えるのもラクラク!
すぐに溶けるので、液体の赤ワインと同じ感覚で使えました。
赤ワインを加えたことで、コクのあるビーフシチューが完成しました。
必要なときにすぐに使えて便利
赤ワインは凍らせても液体のときと変わらず、お肉をやわらかくしたり、くさみを取ることができるのだとか。
煮込み料理に赤ワインが必要なときに、使いかけの赤ワインがないこともありますよね。そんなときに、冷凍庫から取り出してすぐに使えると便利ですよ!
ちなみに、一度凍らせた赤ワインを溶かしたものを飲んでみましたが、渋みが増しておいしく感じませんでした。凍らせた赤ワインは飲料用ではなく、料理用に限定して使うのがよさそうです。
余った赤ワインを有効活用する裏ワザでした。みなさんもぜひお試しくださいね。
鈴木杏/ライター