ここでしか食べられない!初めて食べる茄子の食感 阪急武庫之荘駅近くの中華家庭料理薬膳『鞍山(あんざん)』で「茄子の香り揚げ」を食べてきました 尼崎市
阪急武庫之荘駅から徒歩約4分のところにある、30年以上の歴史をもつ中華家庭料理薬膳『鞍山(あんざん)』(尼崎市)でしか食べられない絶品茄子料理があるという噂を聞いたので、早速取材へ行ってきました。
赤い屋根に、赤い暖簾、”THE町中華”という店構えに、美味しい料理が出てくるに違いないとお店に入る前から確信を持つ筆者。
入ってみると赤い机のカウンター席が2席と、4人掛けのテーブル席が3つというこぢんまりしたお店。お昼には、酢豚やラーメン、チャーハンなどのセットが全て1000円以下で食べられるものばかりで行列ができることも多いのだとか。
店主の太田さんは、二代目で父親から2年前にお店を引き継ぎました。高校生の時からお店を手伝っていて、一度他の職業に就いたのですが、父親がお店を閉めるという話を聞いて、お店を無くしたくないという思いに駆られ、レシピを教わり同店を続けていくことを決意されました。
今回筆者は、ランチのメニューも気になったのですが、口コミでかなり評判の高い「茄子の香り揚げ」がどうしても食べたかったのと店名が入って気になった「鞍山つつみ」の2品をオーダーしました。まずは、「鞍山つつみ」が運ばれてきました。キュウリと白髪ねぎの上にワンタンの皮を揚げたものと、細切りの豚肉を甜麺醤で炒めた料理です。
甜麺醤の香ばしくて甘い味噌の香りが鼻腔をくすぐりたまりません!量も2~3人でシェアするほどたっぷり入っています。
片手からははみ出すほど大きく薄く伸ばされた皮に、好きなだけ具材を乗せクルっと巻いていただきます。甜麺醤の豚肉の濃厚な味わいとネギとキュウリのさっぱりとした食材の組み合わせが最高です!ワンタンの皮のパリパリとした食感も楽しめました。
待望の「茄子の香り揚げ」が運ばれてきました。店主から「この料理は早く食べないと食感が変わってしまうので」と教えてもらったので、急いで写真を撮り終え実食しました。
一口食べてみると、「えっ、これ本当に茄子!?」と今まで食べたことのない茄子の食感に驚く筆者。フワ・カリ・サクの三拍子でまるでフライドポテトのような食感で、噛めば噛むほど、ジュワと茄子の旨味が広がります。
カリカリの豚ミンチとたっぷりの唐辛子がかかっていて、ピリッと辛味もありお酒が飲みたくなる味です。茄子好きな方はもちろんですが、茄子が苦手だという方にも喜ばれる一品で、一度虜になった方は、来店されるたび必ず注文されるそう。筆者も食べてみてその気持ちがよくわかります。
ほかにも「板春雨の炒め」という太い板状の春雨を使用した料理や、皮から手作りしているもちもちの「水餃子」などは女性からの人気も高いそうです。
土曜日などは、予約でいっぱいになることも多いので、訪れたい方は事前の予約をおすすめします。
店舗
鞍山(あんざん)
(尼崎市武庫之荘1-12-15)
営業時間
11:30~14:00
17:00~21:00
定休日
月、火曜日
TEL
06-6431-8038