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【夜宮公園】四季折々の花や遊具も楽しめる広い公園 端から端まで散策してみた(北九州市戸畑区)

北九州ノコト

(アイキャッチ画像:2024年6月に撮影した夜宮公園のハナショウブ)

北九州市戸畑区の住宅街にある「夜宮公園」。とても広く、四季折々の花や散歩が楽しめたり、遊具を使って遊べたりと様々な楽しみ方のできる公園です。

今回、実際に端から端まで散策した様子をご紹介します。

とても広い公園 ジョギングや散歩を楽しむ人も

県道271号線にある西日本工業倶楽部前の交差点から明治学園グラウンドの方に曲がり、まっすぐ進むと夜宮公園北駐車場がありました。

有料ですが、24時間駐車可能で600円の最大料金も設けられています。こちらに駐車し、公園内を散策してみることに。

夜宮公園北駐車場から公園の方を見ると、木々が生い茂っており、午前中でも少し暗めです。歩道が広く整備されており、ウォーキングやジョギング、ペットの散歩などを楽しむ人が数人いました。

駐車場の近くに地図があり、とても広い公園だと再認識。どこに向かおうか迷いましたが、ひとまず真っ直ぐ歩いてみることにしました。

日本庭園(菖蒲池)

歩いていると、道案内の看板があり、日本庭園との記載を発見。そちらの方に行ってみることに。

階段を降りると菖蒲池がありました。看板を見ると、「日本庭園」と書かれています。

菖蒲池はかなり広く、一面にハナショウブが咲きます。

(画像:2024年6月はじめの菖蒲池の様子)

調べてみると、公園内に様々な種類のハナショウブがたくさん植えられていて、毎年6月には菖蒲祭が行われています。池一面咲く姿は、とても綺麗で鑑賞するのにとても人気のようです。

さらに奥に進むと、橋がかかっている日本庭園のような場所もありました。鳥のさえずりなどが聞こえます。

お手洗いも近くにあり、ベンチなどもあるのでこの場所だけでもゆっくり過ごすことができそうです。

「旧安川邸」と隣接

菖蒲池から最初に停めた夜宮公園北駐車場と反対に進むと、旧安川邸が見えてきます。

近くには、夜宮公園東駐車場がありました。料金は、北駐車場と同じです。

かなり広い公園なので、利用する場所によって駐車場が選べますね。

イベントなどが行われる「のびのび広場」

少し戻って今度は、北駐車場から坂になっている歩道を登ってみることに。

上まで登ると先ほどとは打って変わって、陽の光がたくさん差し込む「のびのび広場」がありました。

とても広く、お祭りなどの催しの時には、のびのび広場が会場となるようです。

(画像:2024年6月はじめの様子)

ところどころに健康遊具もあり、散歩の後に利用している人が数人いました。

広場には、真っ白な忠霊塔があります。

広場の遠くからは、鳩のオブジェのある白い塔も確認できます。

第二次世界大戦における戸畑区(当時の戸畑市)の戦没者御霊に対し安らかなることを願い立てられたとのこと。歴史を感じますね。

のびのび広場には、3歳〜12歳を対象とした遊具もありました。

あまり大きくはありませんが、2人一緒に滑ることのできる黄色い滑り台や、ロープを掴んで渡る橋、小さなクライミングなど色々な遊び方ができる複合遊具です。奥には、うんていもありましたよ。

遊具の近くには、大きな東屋もあり休憩しながらゆっくりと遊ぶことができます。

「とばた1万歩コース」のスタート地点にもなっている

広場から下に続く広めの階段があり、降りてみることにしました。

階段を降りると、大きな看板がありました。「とばた1万歩コース」と書かれた案内図で、夜宮公園をスタートにして鞘ヶ谷ほたる公園まで歩く約6kmの歩くコースが書かれていました。戸畑区の見所が満載のようで、時間と気力のある時に挑戦したいと思います。

階段を降りてからも舗装されて歩きやすい道がずっと続いています。夜宮公園は、どこも歩きやすく広くて飽きることがないので、散歩などを楽しむ人が多いのだと感じました。

菖蒲池(夜宮池)

しばらく進むと少し暗がりの場所にさらに下に降りる道がありました。

(画像:2024年6月はじめの菖蒲池の様子)

先ほどとは違う菖蒲池がありました。こちらは「夜宮池」と呼ばれており、かなり広い面積に多くのハナショウブが植えられているようです。

(画像:2024年6月はじめの菖蒲池の様子)

見ごろを迎えることには、たくさんの人が見物に訪れます。

「夜宮池」の奥には、階段を少し上がったところに大きな東屋のような建物がありました。

複数のベンチがあり、かなり広いので小さな子どもが走る姿をゆっくり座って眺めて休憩している家族もいました。

梅林

大きな東屋のような建物から夜宮青少年センターの方へ向かうと、日光がよくあたっている舗装された場所が見えてきました。

小さな丘のようになっており、坂道を登ってみました。

そこには、たくさんの梅の木が植っています。見ごろを迎える頃には、綺麗な花があたり一面に咲き見応えがありそうです。

坂の上まで登ると、たくさんの葉っぱが屋根になった自然を感じさせる東屋があり、少し休憩することができました。

反対側に降っていくと、梅の絵が描かれた銘板石がありました。

ここは、夜宮公園の「梅林」として親しまれているようです。

夜宮公園は、梅やハナショウブの他にも桜やナンジャモンジャの花なども楽しめるようですよ。

巡り坂池

まだまだ道は続いていたので、「梅林」に面白い生え方をしている松の横を通ってさらに進んでみました。反対側には、福岡県立戸畑高等学校のグラウンドがあり、部活動の声出しがよく聞こえます。

「看板で見た時には、巡り坂池と書かれていたはず」と思いながら進んでいくと、編集部員の背の高さ157cmほどある草がたくさん生えた細い道が続きます。

前もあまり見えないような道を少しドキドキしながら進むと、かなり広い池がありました。

少し日光で褪せてしまった「巡り坂池」の看板を発見。様々な生物を鑑賞できる池として作られてたようです。取材時も、鳥が数羽いました。

四季折々の植物や庭園、遊具もあり、ただ散歩するだけでも色々な発見ができる夜宮公園。今回、2日に分けて訪問し、夜宮公園の端から端まで散策してみました。

次回は、梅の時期に梅林をゆっくり鑑賞したり、今回と違う発見を探しながら散歩をしたりしようと考えています。色々な楽しみ方ができるので、何度も足を運びたくなる公園だと感じました。

■住所/北九州市戸畑区夜宮1丁目、2丁目
■駐車場/あり(入庫後20分以降は有料)

※2024年11月11日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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