「食」と「健康」で区民サポート 元気な高津をつくる会 活動20周年の思いとは
市の健康増進計画「かわさき健康づくり21」の推進などを目的に発足した「元気な高津をつくる会」(田邊弘子会長)が活動20年を迎える。
「区民が自ら健康づくりができるまちづくり」を標榜し、区民有志が地域における食と健康づくりに関する課題解決を図っている同会。会設立当初からリーダーとして活動を牽引してきた田邊会長の、思いとは―。
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健康に関する高津区内の企業、職能団体、NPOなどから構成される「元気な高津をつくる会」は、健康づくりに取り組むための情報や意見交換などを目的に、今から20年前に区民有志らで結成。以来、地域における「食」と「健康づくり」に関する課題解決を図るべく、参画メンバーの特性を生かしながら各種事業を展開してきた。
活動のメインは「つどい」
活動の中心となっているのは地元の健康づくりグループ・団体が一同に会する「高津区健康づくりのつどい」の企画・主催。今年も開催が6月1日(日)(会場・てくのかわさき)に決まり、当日のスケジュールも固まるなど着々と準備が進んでいる様子。例年「3つのわ『健康の輪・地域の輪・心の和』」をテーマに掲げ、食育や体操など、健康促進のための活動に取り組むさまざまな団体が交流を深めるべくブースを出店。今回もそれぞれの参加団体の活動発表をはじめ、健康測定会、体質チェック、食品衛生クイズなど盛り沢山のプログラムが用意される。また家庭で食されている「みそ汁」を少量持参すると、塩分を測定してくれるユニークなブースも設けられる(入場無料、各プログラムへの参加予約不要)。
この会の設立当初からリーダーを務めてきた田邊会長は20周年を迎え「参画メンバーに恵まれ、活動を続ける事ができている。助けてくれる皆に感謝したい」と所感をコメント。つどいの開催を「区民の皆様の健康づくりの輪を広げる大切な活動のひとつ」と位置付けており「ぜひ多くの方々に来場頂ければ」と広く呼び掛けている。
催しの詳細問い合せは田邊さん【携帯電話】090・6199・3460。