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インターハイ陸上に上越市から2人が出場!

上越妙高タウン情報

24日(木)から広島県で開かれているインターハイ陸上競技に上越市内の高校から2人の選手が出場します。

インターハイ陸上競技円盤投げに出場する、上越総合技術高校2年生の齊藤朱璃さんです。齊藤さんは、6月に行われた県大会で41メートル79を記録し、自己ベストを更新して優勝しました。続く北信越大会でも優勝し、自身初のインターハイ出場を決めました。

上越総合技術高校2年生  齊藤朱璃 さん
「県総体の少し前まで調子が悪かったが、(他校の)投てきの先生からアドバイスをもらって、アドバイスのおかげで記録が伸びた」

男子円盤投げは、直径22センチ、重さ1.75キロの円盤を投げた距離を競います。

齊藤さんの強みは、円盤を放つときの「振り切り」にあります。ターンの最後、軸足を踏み込んだ時、体の後方にある円盤を上半身のひねり、遠心力を生かして力を伝えることで飛距離を伸ばしています。

一方で、振り切る前の動作、ターンが安定しないのが課題です。

上越総合技術高校2年生 齊藤 朱璃 さん
「少し軽いボールでフォームの確認と、リリースポイントを高めに意識」

練習では、体の軸を安定させるため正しいフォームを繰り返し確認をしていました。

上越総合技術高校2年生 齊藤 朱璃 さん
「ターンの安定性と振り切りを強くできるように練習している」

インターハイの予選通過ラインは、45メートル以上です。決勝に進むためには、自己ベストを4メートルほど更新する必要があります。

上越総合技術高校2年生 齊藤 朱璃 さん
「インターハイは、予選通過の45メートルを投げて決勝に進むこと」

齊藤さんは、今月29日(火)に大会に挑みます。

 

陸上競技走り高跳びに出場する、高田高校2年生多田あんなさんです。多田さんは6月の北信越大会で、インターハイの出場権が与えられるぎりぎりの6位に入り、初の全国大会出場を決めました。

高田高校2年生  多田あんなさん
「1年前から目標にしていた舞台。やっと叶って うれしい」

多田さんの持ち味は、体のバネを生かしたジャンプです。去年の夏まで、10年にわたって続けていたバレエで培ったジャンプ力を競技に生かし、さらに強化しようと、ハードルを跳び越える練習を繰り返しています。

高田高校 2年生 多田 あんな さん
「高跳びは(競技中)3回跳べる。3回目は精神的に追い詰められることも。持っているバネが生きて3回目に成功。次の高さに進めたときに助けられたと感じる」

練習では、多いときには2時間で30本ほど跳んでいます。

一方で課題もみえています。それは、跳ぶ直前の踏切位置です。理想よりもバーに近い所で踏み込んでしまうことが多く、その結果、足がバーに当たり落ちる原因になります。

これを改善しようと、ジャンプのたびにマネージャーに横から動画で撮影してもらい、動きや踏み切り位置を入念に確認しています。

インターハイでは、これまでの自己ベスト1メートル63センチを1センチでも超えたいと意気込んでいます。

高田高校 2年生 多田 あんな さん
「緊張もあるが、今ある自分の全力をぶつけられるように、そのままの自分のスタイルを貫ければ。1メートル64センチの自己ベストをマークできれば」

多田さんが出場する走り高跳びは、今月28日(月)に広島県で行われます。

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