大竹まこと「好きな食べ物がみつからない」葛藤を芸人に例えて共感
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 3月10日の放送は、最新エッセイ集の『好きな食べ物がみつからない』を著した、エッセイストの古賀及子氏を招き、月曜パートナーの阿佐ヶ谷姉妹とともにお話を伺った。
大竹「最初は日記を書いてたんですって?」
古賀「そうなんです。日記で出版の世界に躍り出まして、日記で気を吐いて、やらさせていただいておりますね」
大竹「日記で書いていたのが、どこの注目を浴びたんですか?」
古賀「ウェブで日記を書いて自費出版で出していたところ、出版社さんの方から本にしないかと言っていただきまして。まさかそんなと思ったものの、出してみれば、おかげさまでいろんな方に読んでいただいて」
大竹「いつぐらいから始めているんですか?」
古賀「2018年ぐらいから日記を書き始めていて、23年に書籍化ですね」
大竹「それで最初の本が売れたんで、今度がこれということ?」
古賀「日記が2冊出て、その後エッセイ集が1冊出て、『好きな食べ物がみつからない』が4冊目です」
大竹「好きな食べ物はみつからないけど、好きな芸人はいとうあさこなんだって。それは見つかったんだ?」
古賀「そうなんですよ。見つかったんです。『ラジオのあさこ』を愛聴させていただいてるおかげですね。でも、見つかったんですけど、こうやって皆さんを目の前にすると、阿佐ヶ谷姉妹さんとかシティボーイズさんって答える選択もあったよな、と迷うような人間なんです。それで好きな食べ物も見つからず」
大竹「さすがにシティボーイズは出さなくていいでしょう」
古賀「でも、好きな芸人さんが阿佐ヶ谷姉妹さんだと答えてる人とは仲良くなりたいですよね」
大竹「あなた、いとうあさこって答えてるじゃん」
古賀「まあそうなんですけどね。私は、いとうさん一本で行きます。いとうさん大好き」
大竹「いや、でもそういうふうに考えると難しいよね」
古賀「私は何々が好きですって言うことは本当に難しい」
大竹「言い切ったらそれ以外のものが押し寄せてくるじゃない」
古賀「おっしゃるとおりですね」
大竹「いとうあさこが好きって言えば、その後でシティボーイズが押し寄せてくる」
古賀「阿佐ヶ谷姉妹も押し寄せてくる。本当に私は、いとうあさこさんでいいのか?」
大竹「やめる?」
古賀「いやいや。でも、土曜日のラジオを楽しみにさせていただいているし、いとうさんを裏切れないみたいな感じで(笑)」