【ウイスキー教養】飛騨高山の地元愛あふれる蒸溜所!自然が育むウイスキー
古都・飛騨高山の市街地から車で約40分、雄大な山々に囲まれた自然溢れる場所に立地する蒸溜所があります。地元愛にあふれたこの地で、ウイスキーづくりに励む飛騨高山蒸溜所に独占取材へ行きました!
飛騨高山蒸溜所とは
飛騨高山蒸溜所は、将来の飛騨高山地域や自分達の子孫のことを考え、未来の地域の価値づくりをしたいという強い思いから、世界的に人気のあるウイスキーに興味をもち、誕生しました。
蒸溜所として活用されている高根小学校は、2007年に閉校になった後も地域の方々から大切にされてきた「地域の宝」でした。代表者の有巣さんは、そんな高根小学校を地域の思い出として残しながらも蒸溜所という新たな価値を加え、新たな地域の宝として後世にも価値のあるものを残していきたいという強い想いを持っています。
飛騨高山とウイスキー
1.豊かな自然
飛騨高山は山の国と呼ばれるように森が多く、さらにダムがあるため霧が発生しやすく、湿度も安定していて、昼夜の寒暖差も大きいです。飛騨高山の土地は熟成が進みやすく、ウイスキーづくりに適していると考えられていますが、飛騨高山蒸溜所代表の有巣さん曰く、今後熟成の経過を見ながら確認していく段階だと語ります。
2.廃校した小学校
飛騨高山蒸溜所は2007年に閉校となった高根小学校を活用しています。蒸溜所としては珍しい、廃校跡を活用しようとした理由は、広大な敷地やウイスキーづくりに適した気温と湿度を兼ね備えている場所として、この高根小学校が候補に挙がりました。
今後の飛騨高山蒸溜所の未来
廃校した小学校を活かし、飛騨高山の豊かな自然環境を活かしている飛騨高山蒸溜所は、その独自性ゆえに注目されており、見学の受け入れを開始する予定です。ウイスキーは世界中の人が愛するお酒であるため、世界中の人々に注目されるスポットになることを目指し、この蒸溜所が飛騨高山の観光の一つの武器となることで、将来の飛騨人の誇りに繋げたいという願いが込められています。