年齢を重ねても健康を維持!日常生活で意識したい3つのポイントをヨガ講師が解説します
ヨガスタジオpiù Sorriso(ピュそりーそ)主宰の福見有紀子(ふくみゆきこ)です。ヨガの講座に通う生徒の皆さんからは「年を重ねているのに、ヨガを始めてから体力がアップした」など、 うれしい言葉をもらっています。
年齢を重ねても、健康を維持しながら体力を向上させることは可能です。私の経験上、健康を維持するのに大切なのは、呼吸、足、食の3つだと考えています。そこで今回は、この3つを日常生活に取り入れるためのヒントを紹介します。
1. 深い呼吸を習得する
どこでもできます。いすに座ったままでももちろんOK!
1. 左右の坐骨が均等に座面におりているかチェック。
2. 背筋をスーッと伸ばす。
3. 肩の力は抜く。
4. 軽く目を閉じ、自分のペースで呼吸を繰り返す。始めは普段通りの呼吸、少しずつ深い呼吸に。
5. 息を細く長く吐ききる。
力まずリラックスして行います。特に重要なのは、5番。吐く息は口からでもOK!(レッスンでは鼻から吸って、鼻から吐きます)
目安は吸う息4秒、吐く息8秒。眉間のシワは伸ばし、口角を上げてニッコリしながら、 深い呼吸を繰り返します。
2. 足指までしっかり使って歩く
歩くことは日常の基本動作です。 足指までしっかり使って歩くためには、足指の間、足裏、足首、ふくらはぎ、膝、股関節、腰にも意識を向けて歩きましょう。
特にヨガにおいて足(指)は大切な部位です。レッスンでは20分かけて、足指回しから順にほぐしていきます。
身体は一つにつながっています。 末梢からほぐすことは身体全体をほぐすことにつながります。 自分でできる手当を修得しましょう!
3. “自分に合うもの”を食べる
SNSが発達した現代には「この食べ物が体にいい!健康にいい!」という情報が溢れていますが、それらの中には自分の身体に合わないものも含まれています。
本当に自分が食べたいものなのかを見極めることが重要です。自分が食べたくないと感じるものは無理をして食べる必要はありません。
そして、 旬のものを食べたり、手作りを楽しんだりすることも大切。私は毎年、自分に合う材料を厳選しながら味噌や豆板醤などの調味料を手作りしています。
「痩せたい」と極端に食事をセーブしてみたり、偏った食生活をしていたりすると心が疲れます。ヨガの講座では食事の話もしますが、それは心の状態が身体にも密接に関係しているとヨガでは考えられているからです。
「もう年だから」ではなく、「まだ60歳、まだ70歳、まだ80歳」。 “もう”ではなく“まだ”です。 プラチナエイジ、まだまだ輝き続けましょう。
SBS学苑浜松校では「ほぐしのYOGA」講座(第2・4水曜日17:30~18:30)を開講しています。 ぜひ体験してみてください。
輝く60代プラチナエイジのための ほぐしのYOGAプロフィール:福見有紀子(ふくみゆきこ)
SBS学苑(浜松校)講師。2021年には勤続10年の感謝状を受ける。ヨガスタジオpiù Sorriso(ピュそりーそ)主宰。松下ヨガ学院(名古屋)認定指導員。浜松市リハビリテーション病院認定トレーナー(いきいき体操)。 全日本ノルディック・ウォーク連盟公認指導員。