大野海岸で30cm超え筆頭にサヨリ7匹をキャッチ【愛知】ゲストにイワシやセイゴ
雨予報の中、9月28日、愛知県常滑市の大野海岸周辺へサヨリ狙いで釣行した。エサも準備済みで「降りだしたら撤収」の条件でスタートしたこの日は、サヨリやトウゴロウイワシ、さらにセイゴやギマなど、多彩な魚種が次々とヒット。特に妻が釣り上げた30cm超えのサヨリには驚きの一言。奇跡的に雨に降られることなく、夫婦での充実した3時間釣行を楽しんだ。
大野海岸でサヨリを狙う
天気予報を見ると大野海岸周辺の降水確率は50%以上、雨が降るのはほぼ確実。さてどうしよう。すでにエサのイシゴカイは購入済みだし、翌日は予定がある。捨てるのはもったいない。
午後5時くらいから雨が降りだす予報だったので、降りだしたら撤収するという条件で妻と釣行した。
釣行開始
正午に自宅を出発、コンビニに立ち寄り、現地には午後2時くらいに到着した。撤収しやすいように最低限の道具を抱えて釣り場へ向かう。どんよりと雲が立ち込めていて今にも雨が降りそうな感じだったが、家族連れが投げ釣りをしていた。
その合間に釣り座を確保する。気温32度、カラッとした秋を実感させる風が吹いている。暑くなくてちょうどいい気候。雨が降らなければ最高のコンデションなのだがと思いながら釣り始めた。
トウゴロウイワシをキャッチ
表層にナブラがあり小魚が跳ねている。1投目はその魚が掛かった。トウゴロウイワシだ。ハリが小さくトウゴロウイワシが食うのにはちょうどいいサイズなのかよく掛かってきた。
本命のサヨリを手中
トウゴロウイワシを何匹か釣った後に少し沖に遠投すると、ウキの周辺でピチャピチャと暴れる魚がハリ掛かりした。1匹目のサヨリをキャッチ。次も同じ所に入れてサヨリをキャッチした。
30cmの良型サヨリをキャッチ
それを見た妻も「私もやる!」と準備を始める。ポイントを妻に譲り、私は20mほど距離を取り別のポイントに投入する。
最初はトウゴロウイワシに苦戦した妻だが、なんと30cmを超える良型サヨリをキャッチした。
これには正直驚いた。この時期は15cmくらいがアベレージで、大きくても20cm級だ。これを大幅に超える30cmクラス(自宅で測ると31cm)。今年は型がいいようだ。
サヨリはさらに大型の個体がいるようで、掛かった後になすすべなくライン切れのこともあった。
運良く雨が降らず釣行終了
雨が降りそうで降らないのでアプリで周辺の状況を確認すると、周辺では降っており、ここだけ降っていない。奇跡のような天気だった。
「雨降るな!」と念じながらの3時間少々の釣りだったが、妻と楽しむことができた。本当にあっという間の釣行だった。
最終釣果
釣果はサヨリ7匹、トウゴロウイワシ10匹くらい、ギマ2匹、セイゴ2匹、ほかに小アジとサッパも釣れた(ゲストはすべてリリース)。
9月上旬にも伊勢湾の対岸にあたる三重県の吉崎海岸でサヨリを釣っており、伊勢湾内の沿岸にサヨリがいることが明らかになった。
今回の釣行でもサヨリ狙いは私たちだけだった。マイナーなターゲットかもしれないが、簡単に釣れるのでお勧めしたい。
<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年10月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。