穴場を教えてもらった！地元観光マガジンの編集者が教える「地元民だけが知る」紅葉スポット
日本のみならず、世界各国から観光客が訪れる小樽市。実は小樽には、市民だけが知る穴場の紅葉スポットがあるんです。
この秋スタートしたwebマガジン「小樽通」の編集者でもあり、小樽観光協会の永岡朋子さんに案内していただきました。
明治に設置された遊具が今も残る、珍しい私設の植物園
最初に紹介していただいた中野植物園は、明治41年から100年以上の歴史をもつ珍しい私設の植物園で、敷地面積は5万平方メートルにも及びます。
小樽市内の紅葉のピークである10月下旬頃、中野植物園では植樹された紅葉などが真っ赤に色づきます。
永岡さんは「落ち葉のじゅうたんができて、緑の松もありながら紅葉の赤が映えて、とてもこの場所はフォトジェニックです」と話します。
明治から昭和初期にかけて設置された園内の遊具は、毎年のようにペンキが塗り直されています。
手動のメリーゴーランドは今も回るんですよ。
中野植物園は雪が降り積もると閉園になりますが、運がよければ真っ赤な紅葉と雪が合わさった光景が楽しめるのだそうですよ。
中野植物園
住所：小樽市清水町２６−３０
小樽港を見渡せる桜の名所は紅葉スポットとしても人気
続いて訪れたのは、手宮緑化植物園。海を見ながら紅葉を楽しめ、小樽市民からもとても人気のある場所です。
手宮緑化植物園は小樽港を見渡す高台にあり、春は桜の名所としても知られています。
「ドウダンツツジが真っ赤に変わりますので、赤と海と青空が絶景です。海や山のエリアは観光客はあまり足を運ばない傾向があるので、そういった場所を広めていきたいです」と永岡さんは話します。
山のエリアにあるダム湖は、紅葉になると黄色い景色に変わります。
ダム湖と紅葉の景色は、絵画のような雰囲気なのだそうですよ。
手宮緑化植物園
住所：小樽市手宮3丁目12-1
「朝里ダム」は小樽市民に愛される紅葉の名所
朝里川温泉の向こうにある朝里ダムも、小樽市民が愛する紅葉の名所です。
永岡さんは「ダムの水が流れている場所から海の方を見るとループ橋がぐるっと走っていて、ここの景色も黄色に変わります」と話します。
朝里ダムの周辺は海側も山側も、ピーク時には黄金色の紅葉を楽しめます。
永岡さんは「小樽市は海や山があるところを誇りと思っている方がとても多いと思いますので、紅葉もそういう目線で楽しんでもらえたらと思います」と話してくださいました。
"小樽通"だけが知る穴場の紅葉スポットに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
朝里ダム
住所：小樽市朝里川温泉２丁目
みんテレ10月11日 OA のものです
（上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください）