【もう味つけに迷わない!割合でつくる 和のおかず】キャベツと油揚げのごまあえ
和食の味つけ、実はとってもシンプルな割合でできること、ご存じでしたか? 今回はそんなシンプルな割合でつくる、和のおかず。いわゆる「だし」も、一切登場しません。それでも今回ご紹介するレシピは、どれも味はピタリと着地しています。和食は、食材と季節感を大切にする料理です。少ない調味料と思いきり簡単な味つけで、旬の味わいを満喫してみませんか!
しょうゆ:みりん:練りごまが1:1:1のごまあえ。練りごまのあえ衣がよくからみます。キャベツと油揚げを一緒にゆでるのがポイント。手間が省けて、コクもアップします。
【レシピ】キャベツと油揚げのごまあえ
1 キャベツは食べやすく切る。油揚げは短い辺を半分に切ってから、1cm幅に切る。塩少々を加えた熱湯でキャベツと油揚げを入れて2分間ほどゆでる。ざるに上げて湯をきり、粗熱を取る。
2 ボウルにAを混ぜ、キャベツ、油げを加えてあえる。
[1人分130kcal 調理時間5分(粗熱を取る時間は除く)]
【教えてくれた人】関岡弘美(せきおか・ひろみ)
京都出身の料理研究家。パリで料理、製菓、ワインを学ぶ。育った家庭の味と海外での経験を生かして、今の時代に即したつくりやすいレシピを紹介している。
撮影・野口健志
スタイリング・肱岡香子
取材&文・遠藤綾子
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2024年10月号より抜粋