前節で9試合ぶり黒星となったジュビロ磐田、アウェーでロアッソ熊本と対戦へ ハッチンソン監督のコメント
ジュビロ磐田は7月6日、アウェーでロアッソ熊本と対戦します。前節6月28日のベガルタ仙台戦は内容では上回りながらも、試合終了間際にFKから失点し、9試合ぶり黒星を喫しました。6月21日の前々節ジェフユナイテッド千葉戦もPKによる1点だけ。やや湿りがちになっている攻撃陣の奮起が期待される熊本戦を前に、ジョン・ハッチンソン監督に話を伺いました。
ジョン・ハッチンソン監督
-仙台戦で負傷した江崎巧朗選手の状態は。
(熊本戦に)間に合うかどうか。誰が適切かというところで選んでいきたいと思います。まず一つ目は巧朗が間に合うのかどうか。二つ目は誰を選ぶのかというところです。
-熊本戦は連敗をしないことが重要になる一戦です。
前回(4月中旬~下旬)の3連敗のときと状況も違うと思っていますけど、選手に対して正直に言いました。(仙台戦は)いいパフォーマンスだったよと。ただその中でも局面だったり、その瞬間で結果が変わった。特に局面で重要になってくるのが、相手のペナルティエリア内での落ち着きであったり、またセットプレー1個。それ以外のところでは相手に特にやらせてなかったと思っています。もちろん毎試合勝ちたいですし、仙台戦も我々は勝利に値すると今でも思っていますけど、0-0でもその次に繋がるというような考え方もしなければいけないと思いますし、負けたからこそやっぱり悔しい思いをしています。特にトレーニングでもやってきたあの一瞬で負けたというところで集中しなければいけないというところも伝えています。
-開幕当初よりも守備は向上していますね。
間違いなく成長していると思います。それは多分ディフェンダーだけではなくて、しっかりと攻撃の選手もやれている。特にそのプレスを開始するアタッカー陣が良くなっていると思っています。なので間違いなく成長してるんですけど、まだ改善できるところもある。特によりボールに対してプレッシャーをかけるところであったり、アグレッシブに行くところは、まだまだ改善できるところもありますけど、確かに当初よりは相手にとって手ごわく、また崩れないチームにはなってきているのかと思います。
-熊本戦に向けて。
スタイルもそこまで変わってないですし、そのスタイルも非常に独特なものではあるんですけど、例えばポジションチェンジだったり、可変してきたり、またアグレッシブに来るというところで、非常に難しい試合になるなと思っています。熊本対千葉戦を見て、熊本が優位に立っていましたし。なのでリーグの順位はそこまで関係してこない試合になってくると思います。だからこそマインドセットだったり、メンタリティーというところをしっかり持って臨む必要があると思っていて、その中で自分たちのフットボールをいかに表現するか。こういう試合こそ難しいものになると予想しています。ただ前回(4月13日)は開始早々に失点を許してしまったので、まずは守備のところをしっかりやりつつ、前回もチャンスを作っていながらも、決めきれないというところもあったので、そこは今の改善点もあるので、しっかりとペナルティーエリア内で決め切るところだと思います。