スコアブックをつける上で最低限知っておくべき7つのルールとは?【少年野球 スコアのつけ方/NPB監修】
最低限の野球のルールを覚えよう!
スコアブックをつけるために、まずはルールを知らなければならない。とはいっても、野球のルールは、他のスポーツと比べて、複雑で、多岐に渡っている。初心者がルールブックを読んでも、理解するのは難しい。そこでまずは、スコアブックの記入に必要な最低限のルールだけでも覚えよう。難しいルールは、試合を見ていて疑問があったら、その都度勉強していけばいい。
スコアブックをつける上で最低限知っておくべき7つのルール
●ピッチャーが投げてバッターが打つ
野球は、両チームが交互に攻撃を行って、得点を奪い合うゲームだ。攻撃とは、守備側のピッチャーが投げたボールを、バッターが打つこと。その打球によって、アウトになったり、セーフになったりする。
●ストライクが3つで三振になる
打率や打点といった数字は、1試合だけではデータになりづらいが、一定期間の記録を集計することで意味を持ち始める。このデータを、練習に取り組むモチベーションにすることもできる。
●ボールは4つでフォアボールになる
ストライクゾーンを外れると、ボールになる。ボールが4つで四球となり、バッターは安全に一塁が与えられる。
●バッターが早ければセーフ送球が早ければアウト
バッターはボールを打ったら一塁へ走る。守備側はゴロを捕って一塁へ送球。どちらが早いかによって、アウト、セーフが決まる。
●一塁、二塁、三塁と進み本塁へ帰ると得点になる
ランナーは、一塁から二塁、二塁から三塁と、先へ先へと進塁することを目指す。途中でアウトにならずに、本塁まで帰れば得点になる。
●フライになった打球をノーバウンドで捕ればアウト
バッターが打ち上げた打球のことをフライという。守備側の選手が、フライをノーバウンドで捕ると、アウトになる。
●アウトが3つで攻守交代「チェンジ」
アウトが3つで、攻守が交代する。これを「チェンジ」という。攻撃側は、3アウト前に得点を狙う。守備側は、その前に3アウトを目指す。
【出典】『少年野球 スコアのつけ方』監修:一般社団法人 日本野球機構(NPB)