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PRODRONEら、物流ドローンによる河川上空を航路とした複数目的地への配送の実証実験を実施へ

DRONE

名古屋鉄道らは、愛知県から受託した「あいちモビリティイノベーションプロジェクト『空と道がつながる愛知モデル 2030』 物流ドローン社会実装モデル推進事業業務」の一環で、物流ドローンを活用した約 1カ月間の複数目的地への配送の実証実験を実施する

実施体制

委託元愛知県(あいちモビリティイノベーションプロジェクト『空と道がつながる愛知モデル 2030』物流ドローン社会実装モデル推進事業業務)実施事業者名古屋鉄道株式会社協力事業者等株式会社プロドローン(機体提供および運航等)中北薬品株式会社(物資協力、機体操縦・運航)愛知東農業協同組合(物資協力)生活協同組合コープあいち(物資協力)東三河ドローン・リバー構想推進協議会(実証実験協力)

実施日時

11月27日(水)~ 12月26日(木)(土日祝日を除く約1カ月間) ※荒天の場合等で実施を取りやめる日程が生じる可能性あり

実施内容

実証テーマ河川上航路におけるドローンの多目的利用の検証実験内容将来的なエリア配送を見据え、運用効率向上を目指すビジネスモデルを想定した実証実験を実施します。河川上空を航路として複数の目的地を設定し、発注に応じて日ごとに異なる目的地へ配送する。配送物と目的地によっては、一度の飛行で複数の目的地へ連続的に配送します。市街地から山間地へは医薬品や日用品、弁当等を、山間地から市街地へは農産物などをドローンのレベル3.5※飛行によって配送する。実験に際しては、着陸地点に設置するカメラやセンサーで遠隔から周辺状況を把握することで、省人化できるかを検証する。さらに、タブレットによるシンプルな機体操縦とすることで、操縦機体に関する専門的な知識や技術を有しないパイロットでも運航できるかを検証する。

※:無人地帯における目視外飛行(レベル3飛行)で必要となっている立入管理措置(監視員の配置や看板の配置等)に関して、操縦ライセンス保有、保険への加入、機上カメラによる歩行者等の有無の確認を条件として、立入監視措置を不要とする飛行形態のこと。省人化オペレーションにより道路などの横断が可能になり、ドローンの産業活用の促進が期待される。課題検証概要カメラやセンサーによる周辺映像や環境情報を用いた離着陸オペレーション技術の活用による運用効率化定期配送やオンデマンド配送、往復輸送等の配送方法の組み合わせによる利便性・採算性の向上操縦機体の専門パイロットを配置せず運用することによる運用コスト低減 等

実証スキーム

飛行経路

飛行ルート(予定)

新城市有海と副川・玖老勢・只持を結ぶ最大11.0kmのルート

山間地側離着陸場所(予定)

市街地離着陸場所(予定)

使用予定のドローン

製品名PD6B-Type3(PRODRONE製)機体サイズ2,169mm×2,387mm重量約20kg(バッテリー搭載時)最大積載量約20kg(推奨)最大飛行時間最大約28分最大風圧抵抗12m/s

PRODRONE

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