藤枝MYFCのDF中川創、出場停止明けで徳島ヴォルティス戦へ「メラメラしています」
J2藤枝の中川創、左足を強化
J2藤枝MYFCのDF中川創選手が久々の公式戦となる10月20日徳島戦へ意気込みを語りました。前々節では終了間際にライン際で相手と競り合ったプレーが、決定機阻止と見なされてまさかのレッドカード。中断期間を挟んで3週間ぶりとなる公式戦へ「メラメラしています」と燃えています。
一問一答
ー出場停止と中断期間を経て3週間ぶりの公式戦。もどかしさがあったのでは。
「プレーオフに行くには自分たちが勝たないといけない状況。周囲から見れば厳しいと言われているのも分かっていますが、可能性はゼロではないです。勝つ以外の選択肢はないですし、自分がやるべきことを3週間で取り組んできました。
チームとしてもこの期間に自分たちを見つめ直せたと思います。みんなも公式戦をやりたいという気持ちがたまっていると思うので、いい感じに爆発してくれればいいなと思います」
ー個人としてこの3週間の取り組みとは。
「右利きですが今季は3バックの左に入っています。ボールを右で持つことが多いですが、幅を広げようと左をもっと使えるように取り組んできました。まだ形にはなっていませんが、チャレンジするくらいの勇気はついたかなと思います。
まずはチームのために自分がやるべきことをするのが大事ですが、一つの強みにできれば試合をしていても楽しくなるなと思っています。プレーの幅や余裕が出てきたので、自分としては有意義な3週間でした」
ーあえてこの時期に挑戦した理由は。
「もっと早く取り組まなければいけなかったことですが、少し目をそらしてしまっていた部分です。もう1段階上のところでプレーしようと考えた時、使えた方がプレーの幅が広がるなと思いました。チャレンジすることが大事なので、積極的にやっていきたいと思います」
ー徳島戦に向けては。
「今季はホームで(0−1と)悔しい結果でしたし、昨季のアウェー戦は前半で退場しています。自分としてはこの2試合のリベンジです。なんとしても勝たないといけない状況なので、個人としてはメラメラしています。それが出過ぎてレッドカードもらわないようにしなければいけませんね(笑)
でも、そのくらいバチバチいければなと思います。徳島はロングボールを蹴ってくるチームではないですし、中盤にうまい選手がそろっているのでボールの握り合いになると思います。自分たちの時間を増やして、敵陣に押し込み続けるサッカーをしているので、そこでのリスク管理を徹底しないと大分戦のようにカウンター1本でやられることもあるかもしれません。
気を引き締めてやっていきたいです。守備では前から行くことを継続していきたいと思います」