犬は飼い主に『視線』で気持ちを伝えている?見つめる仕草から読み取れる7つの心理とは
犬が飼い主を見つめる仕草から読み取れる心理
1.食べ物が欲しい
そろそろごはんの時間だと思ったとき、あなたが美味しいものを食べているときに愛犬が見つめてくるなんてことはありませんか?
間違いなく犬は『食べ物が欲しい』と訴えていますね。愛犬がかわいくてついおやつや、人間の食べ物をあげてしまう人はいると思います。
犬も『じっと見つめて良い子にしていればもらえる』と覚えてやっているのでしょう。しかし人間の食べ物には犬の体にとって毒なものが入っていることが多いです。
犬が肥満になって病気の原因にもなるので、食べ物の与えすぎには注意してください。
2.散歩に行きたい
犬の体内時計は正確であり、飼い主が散歩の準備を始めると『そろそろ散歩の時間だ』とわかって見つめてくることがあります。
散歩に行くと他の犬や人に会える、おやつがもらえるなどの楽しみがあるから行きたいという犬は多いです。
また外でしかトイレができない犬も、我慢をしているときに『早く外に出して』と訴えて見つめてくることがあります。
3.甘えたい
犬の世界では相手に敵意がないことを示すときに目を逸らし、威嚇するときには相手を見つめるというルールがあります。しかし犬と飼い主では全く違います。
犬は飼い主に甘えるとき、目をキラキラさせて上目遣いで見つめてくることがあります。かわいくて撫でたり甘やかしたりする人も多いですね。
人間の親子は見つめ合うと互いの脳内でオキシトシンが分泌され、幸せな気分になります。これは犬の親子でも犬と飼い主でも同じです。
犬が甘えたそうに見つめてきたら、思い切りかわいがってあげてください。
4.観察している
あなたがこれから犬を留守番させる、散歩に行く、動物病院に行くなどの準備を始めると、犬は気づきますか?
どこに行くのか気づいてワクワクしたり、嫌がったりするのは犬があなたのことをよくわかっているということです。
犬はいつも飼い主のちょっとした動きを観察しています。警察犬のように忠実な犬はいつも飼い主のことを見て指示を待っています。
5.楽しんでいる
散歩中や遊んでいる最中に愛犬があなたを見つめてきたことはありませんか?このとき犬は『楽しいよね』と伝えています。
見つめたあとに体を擦り付けてくる、鼻先でちょんちょんするなどの仕草を見せることもあります。とてもかわいらしいですね。
6.不安や緊張
知らない場所に行った、雷が鳴ったなどの怖いことがあると犬は飼い主を見つめます。飼い主に助けてほしいという気持ちは甘えたいときに似ています。
犬が助けを求めて見つめてきたときには体を撫でる、優しく声をかける、おやつをあげるなどして落ち着かせてあげましょう。
7.体調が悪い
犬は体調が悪いときに体を触ると嫌がる、動きたがらない、やけに甘えるなどの仕草を見せます。
犬は人間と違って病気を理解できないので、『よくわからないけど気持ち悪いよ』と助けを求めているのでしょう。
いつも素っ気ない犬が甘えてきて、体を触ると痛がる場合は注意が必要です。おかしいと感じたら動物病院を受診してください。
まとめ
今回解説したものの中に、あなたの愛犬に当てはまるものはありましたか?犬が相手を見つめるときは威嚇するとき、または愛情表現するときといわれています。
しかし、犬は威嚇や愛情表現以外にもそのときの状況からさまざまな気持ちを伝えてきます。
犬は飼い主と長く生活していると、よくあるボディランゲージとは違う形で意思表示をしてくることがあります。
犬の言いたいことがわかるように、飼い主はよくふれあって一緒に過ごす時間を大切にしてください。