斎藤分小 夏の大三角、み~つけた PTAが星空観察会
斎藤分小学校PTAと父親の保護者からなる親地の会は8月1日、星のミニ講座「星空観察会」を開催した。
同小学校では4年生の夏休みの宿題の一つに、星空の観察があるという。そこで、期間中にみんなで集まって一緒に観察会を行おうとPTA会長の大木亜矢子さんが企画した。当日は六角橋地域ケアプラザに、17組40人が足を運んだ。
星空の案内役を務めたのは、親地の会の伊藤敬義さん。高校・大学で天文を学び、現在も趣味で星の写真撮影を行っている伊藤さんの案内で、子どもたちは星座早見盤を片手に夜空を見上げ、夏の大三角であるベガ・アルタイル・デネブを探した。その様子をスケッチした後は、一度室内に戻り”伊藤先生”による星の授業を実施。夏の大三角のほか、星の明るさや日周運動について学んだ。約1時間の講義後には再び星空を観察。時間経過による星の移動のほか、北極星やその他の1等星探しに挑戦した。
伊藤さんは、「星に興味を持ち、夜空を見上げるいい機会になったのでは」と振り返る。大木さんも「みんなで集まり素敵な夏の思い出になった」と笑顔を見せた。