「食費が少ない人」がスーパーの買い物かごに必ず入れる“3つの食材”「特売品を買うだけではなかった!」
食費を少しでもおさえるには、食材選びが重要。ただ特売品を買うのではなく、使い勝手や時短につながる食材を選ぶのがポイントです。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが「週1回のまとめ買いで買うもの」をご紹介します。
定番は先にカゴへ
使い勝手がいい“ないと困る食材”は、店内に入ったらすぐにカゴへ。最優先に買います。
そのために、スーパーはあえて逆まわりに入店するのがマイルール。一般的なスーパーは「野菜→肉・魚→乳製品→チルド食品」の順に売り場が並んでいるので、定番の牛乳・卵・納豆を先にカゴへ入れるために逆方向からまわると効率的です。
絶対に買いたいものを最初に手に入れることで、予算が限られていても必要な食材が揃います。
冷凍の惣菜・野菜を入手
「冷凍食品は溶けるから最後」にしがちですが、買い物の途中でもカゴに入れるのがマイルール。最後にまわると、買い物を終えたナゾの達成感によって、「1個くらいいいか……」とアイスなど余計なものを買ってしまうからです。そのため、真夏を除き、あえて最後に立ち寄るのは避けています。
冷凍野菜や揚げるだけ・温めるだけの冷凍惣菜は、自炊に疲れたときに使える主婦の味方。仕事や習い事の送迎などで多忙な日でも自炊で乗り切れるよう、必要な冷凍食品もしっかりとストックしています。
ちなみに、冷凍食品を買い物途中でカゴに入れることで、「溶ける前に終わらせなきゃ!」と急ぎ足になり、余計なものを買わずに済むメリットもありますよ。
「じゃがたまにん」は必須
野菜の高値が続いていますが、アレンジがきく「じゃがいも・たまねぎ・にんじん」は必須です。高い時期でも、必要な分だけバラ売りのものを購入します。
じゃがたまにんを購入する代わりに、ほかの野菜はしっかりと節約。炒めものは割安なカット野菜にしたり、年中安いきのこを使ったりするなど、くふうで乗り切ります。
買い物かごの中を見直してみよう
「食材を使い切れずに余らせてしまう」「食費が思うように減らない」とお悩みの方は、買い物かごの中に節約のヒントが隠されているかもしれません。
ふだん買っているもの・選んでいる食材を定期的に見直して、家計防衛につなげてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア