ジュビロ磐田のGK川島永嗣とMF倍井謙が誓った“1年でのJ1復帰”「目指すものは変わらない」「土台はつくれた」
ジュビロ磐田の各選手はこのほど、スポンサー企業に出向き、クラブを支援してもらっていることへの感謝の気持ちを込め、交流を深めました。静岡新聞社・静岡放送を訪れたキャプテンの川島永嗣選手、倍井謙選手は8月2日に再開するJ2リーグ戦で必ず巻き返し、1年でJ1復帰することを誓いました。
GK川島永嗣「無失点を増やしたい」
-長いオフはどう過ごしましたか。
だいぶ(リフレッシュすることが)出来ました。長い時間を家族と一緒に過ごしました。
-役員との懇談では高校時代にSBSカップに出場した思い出を語っていましたね。
僕も若いときにプレーさせてもらって、その時の経験が本当に今に生きているなと今でも思います。
-どんな大会でしたか。
その時は確かパラグアイのチームと、アルゼンチンのチームだと思いますが、試合をやったんですけど、やっぱり国際経験というのを若いときに得られたというのはすごく大きかったですし、その刺激というのは今でも覚えていますね。
-どんなメンバーでしたか。
僕は1個下の代だったので、菊地(直哉さん)、成岡(翔さん)世代ですね。
-今シーズンのここまでを振り返って。
新しくジョン(ハッチンソン監督)が監督として来て、新しいスタイルを確立するということで、なかなかうまくいかない時期もありましたけど、今は本当に監督が目指すところと、自分自身ができることをピッチで表現できてきているので、自信を持って臨めています。あとは本当にここから結果をしっかり得ていくだけだと思うので、ここから自分たちで巻き返したいと思っています。
-そのために夏場の戦いが重要になりますが、どう乗り越えていきますか。
少しブレークがあった中で、またチームとしてもストロングポイントを強められるいい機会だと思うので、しっかり自分たちのストロングポイントというところをもう1回突き詰めてやって、8月の大事な試合に備えていきたいと思います。
-新加入選手も合流しました。
グループとしての仲の良さというのは元々ありますし、新しい選手もかなり馴染んでいるのかなと思います。ヤン(ファンデンベルフ選手)やグスタ(グスタボシルバ選手)らも来ましたし、後半戦に向けていい戦力になってくれるんじゃないかと思います。
-個人的な目標とJ2優勝への意気込みを。
個人的には無失点の試合を増やしたいですし、結果につながるプレーを常に目指していきたいと思います。自分たちが目指すものは変わらないですし、もちろんシーズンの中でうまくいく時、いかない時というのもありますけど、ただ目指すものを自分たちがしっかり見据えて、ここからまた終盤に向けてやっていきたいと思っています。ぜひ応援してもらいたいと思います。
MF倍井謙「やるべきことはっきり」
-ここまでの戦いの振り返りを。
チームとしては良いときも悪いときも両面あったと思うんですけど、本当にここ最近はすごくチームとしてやるべきことというものがはっきりしてきています。前期でそういった土台を作れたのかなと僕たちは思っているので、すごい良い傾向だと思っています。
-倍井選手はここまで5ゴール。自身の手応えは。
僕自身のところは、もっともっと結果を残していきたいというのは個人的にはあるので、そこは全然満足はしていません。
攻撃面であれば、隣の選手との連係の部分やチームとしての形というものは、試合を重ねるごとに良くなっていることはみんな感じている部分だと思うので、そこはすごくいいのかなと思っています。
-中断期間中に髪形を変えました。リフレッシュできましたか。
僕としてはすごい有意義な時間になりましたし、多分僕だけじゃなくて、みんな中断明けに向けてすごくいいリフレッシュをする時間になったのかなと思っています。みんなベタ休みしていたわけではなくて、動きながら有意義な時間を過ごしたのかなと思っています。
-8月2日の秋田戦から残り15試合に向けての意気込みを。
僕は今年始まる前から2桁ゴールを目標にしているということは言わせてもらっていて、そこはまだ半分なので、やっぱりしっかり有言実行できるようにトライしていきたいです。
サポーターの皆さんにはいつもスタジアムで熱い声援を送っていただき、遠いアウェーの地まで足を運んでくださる多くのサポーターさんがいるので、そういった方たちの期待に応えるように頑張っていきたいなと思います。
-ウイングにはグスタボシルバ選手が加入しました。
まだ合流して間もないので、そんなに長い時間やっているわけではないんですけど、見ていて素晴らしい選手だなと思います。僕としても一緒にプレーするのは楽しみです。競争もあると思っているので、お互い刺激し合いながらより良いチームを作れればと思います。