立民・梅谷守議員の日本酒供与不起訴 告発の男性が検察審査会に申し立て
新潟5区選出の衆議院議員梅谷守氏(51)が上越市内で有権者に日本酒を渡したとして公選法違反(寄付行為)の疑いで刑事告発され、2024年12月に新潟地検が不起訴としたことを受けて、告発した糸魚川市の男性が検察審査会に審査を申し立てた。男性によると2025年6月3日付で、受理された。
男性は昨年4月、新潟地検と県警に告発状を提出。告発状では、梅谷氏が2023年7月頃から2024年2月頃までに上越市内の町内会など5団体に対して合計6回、日本酒や現金を寄附したとしていた。新潟地検は2024年12月に不起訴処分とした。
男性は審査申し立てについて「検察審査会には、公職の候補者が金品で人気取りをするような違法行為を野放しにしてよいのか、健全な市民感覚に基づいた判断をしていただきたい」とコメントしている。