ほろりほどける牛ほほ肉赤ワイン煮込みは絶品♪人気キッチンカーが芦屋で実店舗オープン 芦屋市
“〇〇料理専門店”は数多くあれど、ヨーロッパ各国の本格的な料理をいろいろ食べられるお店って意外に少ないもの。
阪神間で2021年から活動を始め、昨年惜しまれつつ営業を終了した人気キッチンカー「nomad(ノマド)商会」が、ついに芦屋で実店舗『欧風料理店 daBOARD(ダボード)』をオープンさせたと聞いて、取材に行ってきました。
場所は、阪神「打出」駅(芦屋市)から鳴尾御影線沿いを西へ歩いて5分、おしゃれなコンクリート打ちっぱなしの建物の1階にあります。
“欧風料理店”という名の通り、フランスでの修業経験や、ヨーロッパ各地を実際に食べ歩いたオーナーシェフが旬の食材を生かした本場の味を提供しています。
とはいえ堅苦しい雰囲気はなく、おひとり様がゆったりと過ごせるカウンター席から、家族で賑やかに食事を楽しめるテーブル席まで、気軽に利用できる店づくりになっています。
お昼のメニューは1種類。前菜からデザート、コーヒーまで付いたランチセットです。
基本のパスタからオプションでお店の看板メニュー「牛ほほ肉赤ワイン煮込み」に変更ができるとのことで、迷わずそちらをお願いすることに。
この日の前菜は、熟成真鯛のカルパッチョや旬の野菜ピクルス、丸なすとベーコンのキッシュ、パテ・ド・カンパーニュなど、ワインが欲しくなるような豪華な盛り合わせ。
ソムリエならではのアイデアが隠れた一品一品はとても丁寧に作られています。
また、キッシュの横に添えられている小さな三角のスナック「パネッレ」は、ひよこ豆のペーストとスパイスで作られた南イタリアのソウルフードなのだとか。
サクサクとした食感とスパイスがクセになりそう。ヘルシーなおやつとして家に持って帰りたい!と、思うほど気に入ってしまいました
そして、これを目当てにやって来たと言っても過言ではない「牛ほほ肉赤ワイン煮込み」。フランス・ディジョンの名物料理です。
じっくり時間をかけて火を入れたお肉は、口へ運ぶとすぐにほろりとほどけます。味わい深いソースは丁寧に裏漉しされた滑らかなマッシュポテトと相性抜群。
最後はデザート、コーヒーをいただきながら食後の余韻を味わい、完璧なランチコースに大満足。
ヨーロッパ料理のお店だとワインを飲まないといけないのでは?と思っている方もいるかもしれませんが、「お食事だけでも大丈夫ですよ」とのこと。
ふらりと立ち寄れるダイナー(食堂)のような使い勝手のいいお店。芦屋界隈では貴重です。
場所
daBOARD(ダ ボード)
(芦屋市宮塚町11-18 フリックコートアネックス1F)
営業時間
ランチ 11:00〜13:30
ディナー 17:00〜21:00
駐車場
無(周辺のコインパーキングをご利用ください)