「二重鍵を」ポスターで啓発 臨港警察署で表彰式
「自転車盗難防止絵画コンクール」の表彰式が12月19日、川崎臨港警察署(川崎区池上新町)で開催され、石崎弘志郎署長と浦野一吉臨港防犯協会会長から受賞者に賞状が贈られた。
県内で自転車盗難が増加する中、ポスターで二重ロックで防止を呼び掛けようと、同署と川崎臨港防犯協会が昨年夏、殿町こども文化センター、田島こども文化センター、東門前小わくわくプラザ、渡田小わくわくプラザに協力を依頼。80点の作品が集まり、昨年秋にイトーヨーカドー川崎店で掲出された。
表彰式では石崎署長が「ポスターのおかげで管内の自転車盗難は減少している」と感謝を述べた。浦野会長は「個性的な作品ばかり。思い通りの絵を描くことができのではと感心している」と語った。
賞状を受け取った権藤ゆうあさん(渡田小学校6年生・12歳)は「父親が自転車を盗まれたことがあり、それを思い出しながら描いた。優秀作品に選ばれうれしかった。友だちにも二重ロックをするよう声掛けをしていく」と語った。